里山研究会活動報告
自然観察会 3月9日 かながわ森林インストラクター10期に認定された武田会員の自然観察講師デビュー。 参加者は43人(一般参加25人、会員17人、公園事務所1人)。 四季の森公園のすぐそばに住む武田会員は、これまでの観察会では余りなじみのない公園東側のさくらの谷を案内し、みずから撮り貯めた草花の写真や豊富な自然探訪体験をおりまぜながら解説。公園で最近テレビドラマのロケがおこなわれたエピソードなども披露し、森の住人ならではの地の利や薀蓄を活かした説明は、リピーターからも好評だった。 四季の森のソメイヨシノは、枝頭のつぼみが大きくふくらみはじめ、春のさかりの近いことをうかがわせた。 |
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photo by Kawakubo |
里研初めての「山始」 日時 1月27日(日)・天候、晴れー寒気甚だし ○「炭焼き四季の会」の「初窯神事」に見学参加しました。 8時半、炭焼き小屋に集合した里研会員は早速会場設営に協力。 「祭壇」の注連縄張りや「初窯」につめる炭焼き材運び、さらに焚き火の防火用バケツの水汲みなど で一汗をかき ました。 この冬の炭焼きの成功と安全をいのる神事では、炭焼きの会の「長老」が祝詞を奏上しました。 おりから通りかかった老婦人が「私の故郷は群馬で、少女のころはこうした神事に親しんでいた。」 と懐かしんでくれたので、その場でお下がりの「お神酒」を飲んでいただいた。 ○「里研、初めての山始(やまはじめ)・安全祈願」 この催しは、前回の定例会における会員の提言がきっかけとなったもので、朝の「初窯」終了後、里 研会員は10時半にワークセンターに再集合し、各自、鋸やヘルメットの装備を整えて「里山研究林」 へむかった。 北村理事長が選定した尾根筋の「コナラの古木」に、臼井さんが用意した「垂(しで)」をかざり、「山 の神」に清酒・米・塩をお供えして、今年の森林作業の安全をお祈りしました。 続いて、一同、森の恵みに感謝しながら「仕事始めの間伐」をおこないました。 |
2007年 9月23日 活動報告
午前中の定例活動 工作の素材つくり
*工作用の素材作りに精を出す
環境授業などで使う、工作用のドングリ、作品を置く木の台座などをつくる。
素材作りに取り組みました。ノコギリで指を傷つけた人2人。
ドリルを回しすぎて「ハクロウ病」になったと騒いだ人1人。
*彼岸だからと、食べきれないほど「おはぎ」を提供された武本さん、
旭川土産のクッキーをお持ちになった川窪さん、ごちそうさまでした。
2007年 8月12日 活動報告
午前中の定例活動
*カブトムシはいたか?
里研林内にある、森本さん労作の「虫たちの楽園」を整備した。
ダンゴムシ、ムカデ、カエルなどの生息は見られたが、カブトムシはまだ…。
来年に期待して、落ち葉をさらに加え、囲いを強化した。
*自然観察会 午後1時より
「盛夏の森林を楽しむ〜夏涼しい森の不思議〜」
講師は武川俊二さん。参加者28人+犬1匹
デジタル温度計、パルスオキシメーターを使って、数字で森の効果を実証した。
日なたの気温は34度、でも広葉樹林は30度、風も通ってさわやかな感じ。
事前に比べ、拍動数などが改善された人も…。
「樹木の蒸散作用は温度を下げるし、人の心にもよく作用する」という
武川さんの、優しい語り口に、汗を拭きながら、みんな納得した様子でした。
以上 井鍋記す
活動報告 2007年7月22日
活動拠点の四季の森公園からズーラシア第二整備地区〜三保市民の森〜新治市民の森と里山エリアを継続して歩いてみた。
「里山遠足」
日 時:平成19年7月22日(日) 9:00〜14:20
天 気:霧雨〜曇〜晴
参加者: 14名
あいにくの霧雨の降る中、四季の森公園北口広場に会員14名が集合。
*ズーラシア第二整備地区
「創造と森の声」広場
*三保市民の森(10:30) みほ平でチョット休憩
「創造と森の声」広場からキノコが目立ち始め、いよいよ、森本氏の出番、三保市民の森に至っては多種多彩なキノコが道すがら発見された。マッチ棒に小さな傘をつけたようなものから、傘の径15cm、厚さ4cmもあるものまで、あちこちで歓声が上がった。(但し、食べられるキノコはほとんど無かった様子)また、行程中の灌木、野草等の説明をしてくれた中島氏の知識には一同感嘆の声が上がる。
*横浜国際女学院(11:40・蒸し暑い曇り空から、晴天になり急に暑くなった)
同校事務長さんのご好意により、夏休みの閑散とした校内のクーラーを全開した学生食堂で楽しい昼食をとる。
*新治市民の森 (12:50)
かながわ森林インストラクターの澤田・野田氏が活動中の「池ぶち広場」に表敬訪問。子供を中心とした、流しソーメン・竹細工等の活動を見学。
*新治里山公園(13:40)
江戸時代末期に建築された長屋門を持つ旧奥津邸の主屋、長屋門等の見学。
主屋の柱、梁に一同感嘆の声が上がる。冷たいハーブ茶をご馳走になり帰路についた。
*十日市場駅近くで解散(14:20)例によって、反省会に13名が参加。冷えた生ビールで乾杯し一同生き返る。ピッチャーの大きさに驚き、楽しかった一日を締めくくった。
*感想
身近にある二つの森を歩き、新ためて我々の活動する四季の森公園の都市型公園としての整備状況の良さに感心し、その中で活動できる喜びを感じた。
以上、(7月24日 角田 記)
活動報告 2007年7月8日
「自然観察会に新たな視点を開発」
*日時 2007(平成19)年7月8日(日)
*場所 ワークセンター、里山研究林ほか
*参加者 15人+1人
*間伐と下草刈り
里研林で大小22本(親指大も含む)を間伐。
思いのほかの蒸し暑さに、みんな汗だらけ。初参加のSさんが初伐採。
*自然観察会 「野生きのこを訪ねて」 森本さん担当
きのこ研究家・古谷さんと助手(?)の女性が特別講師として来てくれた。
参加者は暑さにもかかわらず、41人(うち乳幼児3人、会員12人)。
四季の森公園には、きのこが、意外に種類も数も多い…と私は思った。
名前が示されたのは23種。
このうち、毒きのこは ドクツルタケ、テングタケ、コテングタケの3種。
食べられるのは、アラゲキクラゲなど4種。
ほかのは、「あまり食べませんね(古谷)」。
井鍋記す
「第1回やどりき水源林再生事業参加」
○日時、6月16日(土)、7時半ー13時半
○天候、快晴・・・・梅雨はどこへいった・・・夏の渇水が心配
○場所、神奈川県「寄(やどりき)水源林」
(丹沢、鍋割山・雨山峠登山道沿いの酒匂川源流地帯ー松田町内)
○参加者、計14人、会員13人
林道終点まで車、さらに登山道を徒歩およそ30分で作業現場着
(標高630−640m)。
ただちに、破られた「鹿柵」の修理や柵沿いの潅木の刈払いを行い、
予定の作業は完了した。
幸い、昼食時は駐車場で全員合流、豚汁サービスをいただき、楽しい
交流のひと時となった。
・ 今回は、爽やかな晴天のもと事故もなく作業を進める事ができたが、
登山道の途中では、樹木を載せたままの土砂や岩石が沢へ崩落
している光景も目撃し、あらためて「水源林保全・再生」の重要性と
難しさを実感させられた。
以上
「雷雨にめげないホタル学習会」
日時、6月10日(日)・9時ー13時半、
天候、朝は曇り、昼前雷雨・落雷も、午後は止んで夕方は青空、
場所、四季の森公園・・主としてワークセンター内
参加者、会員・17人
ゲスト参加・4人(森本さん紹介)
概況、午前10時頃には天気予報通りの激しい雷雨となり、
午後の自然観察会(予定テーマはホタル)も早々に中止決定。
会員一同ワークセンター内で、雷鳴を他所に、ホタルの生態の講義を
聴きながら、環境と生物の越し方、行く末に思いをめぐらしました。
当番講師は、武本、伊藤、中島の3氏。
以上 (6月10日、川窪 記)
「西域からの黄砂まう大空の下、地道に森林作業」 ○日時・5月27日(日) 10時ー15時 ○天候・晴、雲はないが「西域からの黄砂」は2日目、 気温29・1度まで上がり「作業日和」 ○場所・木々の緑が深みを増した、四季の森公園 ○参加者・会員、12人 ○概況・イベントや人出に追われることなく、久し振りに「地道な森林作業」と 「充実したミーティング」・・・・「里研クラッシックタイプ」の定例会でした。 午前・まず全員で北西地区新遊歩道計画(後記)コース視察。 ・引き続き里山研究林で下草刈と間伐(16本)。 かかり木(1本)もでたが、チームワークで「無事」完全処理。 以上(5月28日、川窪 記) |