(2015.3.24更新)
平成 26(2014)年度活動計画


森林整備作業予定ご案内
2014
4月28日更新


自然観察会予定ご案内
2014
4月28日更新


定例活動報告
   ~森林整備本格化~            
〇日時: 平成27年(2015)3月22日(日) 10:00~15:30
〇天候: 晴れ ぽかぽか陽気
〇場所: 四季の森公園・第三里研整備林ほか
〇活動概況
 
  四季の森公園の学校田の脇にある林を整備しました。
ここにはかなりの大木やマダケ が茂っている一角があります。この日はそこにあったやや大きなシラカシを伐採し、 密生していたマダケの一部を整理しました。林の中に陽が射しこんで多用な植物が生 えて来るようにするためです。
いかにも春を感じさせる太陽が出て、大汗をかきなが らの作業になりました。


別のグループは林の中の植生調査をしました。
日当たりのいい所ではカラスザンショウやモミジが勢いよく新芽を伸ばしていました が、日影になったところではまだ冬の姿が残っていました。

  公園まつりがひと月余りに近づきました。里研広場を訪れた皆さんに楽しんでいただ けるように、私たちは準備を進めています。
この日は、まつり当日に販売するシイタ ケのホダ木を準備しました。持ち運びが出来るように普通より少し短めにしたコナラ に穴をあけ、そこにシイタケ菌を植え込みました。


     
ホダ木つくり・・    公園祭りに備え「ホダ木」つくり
     
森林の手入れ・・枝かたずけ    里研林の手入れ・・大木と格闘
   
 ロープワーク・・大木倒しました  手際良く、大木のカタズけ 
Photo by Kawakubo
 

定例活動報告
   ~芽吹きを見つけた自然観察会~            
〇日時: 平成27年(2015)3月8日(日) 9:00~15:15
〇天候: 曇り 強風注意報発令中
〇場所: 四季の森公園・さくらの谷、ワークセンター
〇活動概況
 
  春とは名ばかり、冷たい風の吹く日にもかかわらず、40人の方々が自然観察会に参 加してくださいました。
この日は「春の芽吹きを探してみよう」がテーマ。まだ、公 園は枯れ草色が支配していますが、よく目を凝らすと、確かに春が近づいていること に気づかされます。


傾斜地の斜面にはカタクリが緑色の若葉をのぞかせていました。 石垣ではフタバネゼニゴケが勢力を広げようとしています。
ソメイヨシノの蕾は膨らみが僅かですが、「さくらの谷」のカンヒザクラは紅色を鮮 やかに誇っていました。
気温が上がると春色は一気に高まることでしょう。

  午前中、私たちは4月29日の「公園まつり」に出品する材料の準備をしました。
今年も炭焼き小屋前の里研広場で遊びや体験が出来る道具を用意するほか、可愛いア クセサリーなどの小物も用意して、皆様をお迎えしようと準備を進めています。是非、 里研広場にいらしてください。


     
寒波に負けない観察会開始・・寒そう    あでやかなウメの解説
     
食い入るように観察   
   
 早くもサクラ開花、東北大震災3日後に植えました 
Photo by Kawakubo
 


定例活動報告
   ~喜ばれた「ホダ木教室」~            
〇日時: 平成27年(2015)2月22日(日) 9:00~16:00 
〇天候: 曇り
〇場所: 四季の森公園・会議室、ビジターセンターなど
〇活動概況
 
  この日は四季の森公園と私たち四季の森里山研究会との共催で、初めて「し いたけほだ木づくり教室」を開きました。
午前と午後、それぞれ1時間半ほどの日程で、神奈川県の水事情やシイタ ケの栽培方法などをお話しした後、コナラの原木にシイタケ菌を植え付け る体験をしていただきました。

  本来、原木栽培で使うシイタケのホダ木は、太さが10㎝前後、長さが90cm 程度なのですが、この日は持ち運びしやすいように、長さを50cmほどに し、これに15個程度のシイタケ菌を植えました。

   お子さんを連れた方や、ご夫婦で参加された方もいました。実際にシイタ ケが出てくるのは来年の秋頃になる見込みですが、「そんなに先ですか」 と笑いながらも、ご自分で菌を植えたホダ木を大事そうにお持ち帰りになり ました。

     
県のビデオで、まず森と水の説明    少女も熱心に勉強

     
充分に準備しました    原木栽培の味は美味しい! 
     
 ホダ木出来ました   ほだ木な重いので気をつけて
Photo by Kawakubo
 


定例活動報告
   ~順調に推移したアロマテラピー講座~            
〇日時: 平成27年(2015)2月14日(土)12:30~14:40  
〇天候: 晴れ
〇場所: 緑区地域子育て支援センター「いっぽ」
〇活動概況
  一生懸命に育児をしているお母さんに、ひととき息抜きをしてもらおうと   十日市場駅近くの会場で「アロマテラピー講座」を開きました。
参加したのはお母さん10人と0歳児3人を含む小さいお子さんが10人。 むずかる子もいましたが、里研会員がにわかの保母さん保父さんになって子守りを しました。

  講座はアロマテラピーの資格を持つ会員が手際よく指導して、美肌のための保湿ジ ェルクリームやローズヒップとハイビスカスをブレンドしたハーブティーの試飲 などがあって、お母さんたちは気分転換が出来たようでした。


     
アロマ講座、始めます。 
  子守り一体型のお母さん講座です。

     
熱のはいる「かおり」の指導。    子守り班も頑張ってます 
Photo by Kawakubo
 


定例活動報告
   ~中山小学校・冬の観察会~            
〇日時: 平成27年(2015)2月10日(火) 8:30~11:15
〇天候: 晴れ、無風だが寒かった
〇場所: 四季の森公園遊具広場
〇活動概況
  中山小学校1年生の生活科の授業をしました。今年度4回目・最後の観察会です。 4人の教諭と里研会員16人が92人の児童の指導に当たりました。
子どもたちは班ごとに、四季の森公園で年間を通して観察する木を決めてあります。 その木や周りの環境が季節によってどのように変化するかを子どもたちが気付けば授 業は成功です。

  子どもたちが観察すると決めた木はカリン、ケヤキ、ハナモモ、シラカシの4種類。 シラカシはいつ見ても葉が茂っているように見えますし、ほかの木はみんな葉を落と してしまって、秋との違いを見つけるのはむずかしい。

   しかし、霜柱が残っていたり、木の洞に虫の卵があったり、枝先には若葉が広がりか けていたりと子どもたちは季節の変化を見つけていました。

   気付いた事を絵や文章にして「観察カード」に書き込みます。早々と終えた子は枯葉 の中を転げまわったりして、寒さもいとわず、冬の野外授業を楽しんでいました。

さあ始めましょう    カリンの観察、もう実はない
     
シラカシ、とにかく大きい   ハナモモ、花は春に 
     
ケヤキ、幹も堅そう   2年生になったらまたおいで 
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~室内の自然観察会~            
〇日時: 平成27年(2015)2月8日(日) 9:00~15:000
〇天候: 曇りのち雨のち止む
〇場所: 四季の森公園・会議室など
〇活動概況
  雨になってしまったため、この日の自然観察会は四季の森公園の会議室が会場になり ました。それでも6人の方が参加してくださいました。
どんな餌を食べているかなど習性をつかむことが野鳥を知る鍵になるとお話ししたほ か、翼の仕組みを実物でお見せしたり、資料を使って「じなき」と「さえずり」の違 いを聞いたり、鳴き声を言葉で表す「ききなし」を示したりしました。

  実際の野鳥を見られなかったのは残念でしたが、参加された方は活発に質問してくだ さり、講師は張り合いを感じた自然観察会になりました。
   午前中、私たちは2月22日(日)に公園と共催で行う「しいたけほだ木づくり教室」の 準備をしました。
すでに定員いっぱいになりましたが、当日は参加した人に菌の植え つけを体験していただき、ホダ木を持ち帰っていただきます。

しいたけほだ木づくり教室」の 準備 
     
室内で勉強・自然観察  
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~少年団の森の整備始まる~            
〇日時: 平成27年(2015)1月25日(日) 10:00~16:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・少年団の森、ワークセンター
〇活動概況
  四季の森公園の池の東側にはコナラ、ヤマザクラなどの林が広がっていま す。通称少年団の森です。しばらく手を加えていなかったので、枯れ木や 混みすぎて傷んだ木などが目立っていました。
この日は公園スタッフの人たちとの共同作業で整備しました。   太さが10~15㎝の木は長さ1mくらいに揃えて(玉切り)シイタケのホダ木   用に、枯れ木などは薪として使います。
  ホダ木は公園と私たちの共催で2月22日に行われる「しいたけほだ木づく り教室」で使います。ホダ木にシイタケの菌を植え付けてやがて出てくる シイタケを楽しむのです。
   少年団の森はこの日の整備で大分明るくなりました。下草の間から多様な 植物が顔を出すことが期待されます。

山作業開始    公園トラックも待機
     
作業はお互い注意して   「ほだ木」や「薪」公園で有効活用を 
     
「大物」処理はチームワークで     
Photo by Kawakubo

定例活動報告
   ~新年活動がスタート~            
〇日時: 平成27年(2015)1月11日(日) 9:00~15:30
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・少年団の森、池周辺の散策路など
〇活動概況
  この日は私たち四季の森里山研究会の今年初めての活動日でした。  
今年は、池の東側の林、通称少年団の森を整備することになっているため、 少年団の森にある大きなヤマザクラの下にヘルメットやお神酒を供えて、会員一同 で山の平安と作業の無事を祈願しました。


午後1時からの自然観察会はテーマが「冬の雑木林を歩く」。なんと72人もの方が参加なさいました。雑木林はほとんどが葉を落として寒々としていますが、足元にはマンリョウ、ヤブコウジなどが赤い実をつけていました。ロウバイの黄色、ミツマタの白とともに、色彩の乏しい冬の林では目立ちます。 

  木の枝をよく見ると葉の落ちた跡が小さくに残っていますが、これは葉痕。ルーペで確かめると愛嬌がある動物の顔などに見えます。
さらに、冬も元気なシダやコケに改めて目を向けたりしました。


   来月の自然観察会は「野鳥を探そう」です。2月8日(日)午後1時 公園北口に集合です。双眼鏡をお持ちの方はご持参ください。

山始め、サクラの古木に無事を祈る    枯木など伐採候補木のテーピング
     
寒さに負けず観察会盛況   熱心に観察ルーペを使う若者 
     
見えるかな、赤いヤブコウジ    コゲラも登場 
Photo by Kawakubo

定例活動報告
   ~感謝の一年でした~            
〇日時: 平成26年(2014)12月14日(日) 9:00~16:10
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・水車小屋周辺の散策路など
〇活動概況
  雑木林の下草刈りなどをした後、午後1時からの自然観察会は「里山の冬支 度」がテーマでした。日が陰って肌寒かったにもかかわらず58人もの方が参 加してくださいました。
植物の冬芽についてタンポポの例をあげたり、道路沿いのカマキリの卵のう や炭焼小屋の前の枯れ木から越冬中の幼虫を見つけたり、ぽつぽつ落ちてきた雨を避けた水車小屋の軒下では、オオガハス(大賀蓮・2000年前の実)やドングリの発芽について種子のお話をしたり…。
  自然観察会が終わった後の私たちの反省会では、「解説の仕方をもう一工夫」「里研らしい良さとは」などの意見が出ました。
   この日は私たちNPO四季の森里山研究会としては今年最後の活動日でした。  盛況だった自然観察会、小学生の自然観察授業、森林整備など、いずれも事 故もなく済ませましたし、神奈川新聞社主催の「神奈川地域社会事業賞・奨励賞」を受賞する事も出来ました。
諸々の事柄に皆様からいただいた暖かいご支援を会員一同、心から感謝いたします。来年も頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。


寒さに負けない盛況の観察会    観察指導にも熱が入ります
     
今年納めの里研林手入れ   今年納めの里研林手入れ 
  
「神奈川新聞・地域社会事業賞、奨励賞」受賞記念の集合写真  
Photo by Kawakubo

特別活動報告
   ~上白根小・秋の自然観察会~            
〇日時: 平成26年(2014)12月5日(金) 8:45~11:30
〇天候: 快晴、気温10度を超えず
〇場所: 四季の森公園・大池周辺と里山エリアなど
〇活動概況
  上白根小学校4年生の自然観察会を指導しました。3クラス100人余りの 子どもたちが4~6人ずつ、21の班に分かれて行動しました。

気温は少し低めでしたが、よく晴れて公園内はすっきりした秋の風情。 夏に観察した植物や生き物が季節の変化でどう変わったかに気をつけながら、 地図をもってコースを巡ります。

  途中にある6か所のチェックポイントの質問に答えたり、「ふくにくっつく 草の実」
「ドングリ」などを見つけたり、気温を確かめたりして
ビンゴシートに書きこんでいきます。

   全問正解した子は少なかったようですが、班のリーダーを中心になかなか動きのよい行動が見られ、子どもたちは満足した様子でした。

   締めくくりに、近くにあるのに意外に知られていない四季の森公園の成り立 ちなどをお話ししました。
      ビンゴシート

季節の変化が見つけられる観察開始    冬の里山を歩く
     
どちらに行ったらいいのかな?    秋になると公園にやってくる野鳥は?
     
冬には根まで枯れてしまう植物は?    寒いね。今、何度? 
     
 トンボの幼虫がエサにしているのは?   秋になり見られなくなった
夏の生き物を報告
 
Photo by Kawakubo


活動短信
   受賞報告 ~神奈川地域社会事業賞・奨励賞を受賞~            
〇日時: 平成26年(2014)11月29日(土)
〇場所: 横浜市中区・馬車道の相生会館
〇活動概況
  NPO四季の森里山研究会は神奈川新聞社が主催する神奈川地域社会事業賞・奨励賞を 受賞しました。この日の表彰式で同社の並木社長から私どもの代表に表彰状と記念品 が贈呈されました。

この賞は、今年で27回目、地域の教育・文化・福祉などの分野で草の根の活動を  続けている団体に贈られているもので、今年は候補29団体から6団体が選ばれ「里 研」はこのうち「奨励賞・2団体」に選ばれました。

  多くの方々のご支援によって名誉ある賞を得ました。私どもは今後もこれまでと変わ らぬ努力を重ねて参ります。


 
表彰を受ける里研代表 
 
記念撮影 ・ 神奈川新聞 並木社長と 
 
表彰状
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~シイタケ教室の準備~            
〇日時: 平成26年(2014)11月23日(月) 9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 秦野・渋沢丘陵。四季の森公園・ワークセンターなど
〇活動概況
  私たちは四季の森公園と協力して、一般の方を対象にした「シイタケ教室」を開く予 定です。この日はその準備のため、四季の森公園と秦野整備林の二手に分かれて作業 しました。

秦野組は渋沢丘陵・平沢の整備林で、コナラ4本を間伐したほか、以前伐採した材を 伐って、50本の「ホダ木」を作りました。

  下の谷から運搬車の待つ所までは「ホダ木」を10人余りで運びあげます。材木を抱 えてかなりの急傾斜を上がるのですから大変、50本を車に積み終えた時には皆「へ とへと」になっていました。

   一方、四季の森公園組は、「ホダ木」を置く場所を整え、周りの整理整頓をするなど、 受け入れの作業をしました。

   秦野組と「ホダ木」が四季の森公園に到着したのは午後2時前。荷降ろしをして「ホ ダ木」置き場に整理しました。 この「ホダ木」はしばらく時間をおき、来年になってから、穴をあけ「シイタケ菌」 を打ち込むのです。

四季の森・「ほだ木」受け入れ準備作業    四季の森・働く女性陣
     
秦野渋沢丘陵・今日の作業打合せ     秦野渋沢丘陵・揃った「ほだ木」
     
秦野渋沢丘陵・人力で一本一本・・    秦野渋沢丘陵・集積地 
     
 秦野渋沢丘陵・積込作業   秦野渋沢丘陵・これから四季の森へ 
     
四季の森・「ほだ木」の搬入御苦労様   四季の森・「ほだ木」大切に保管 
Photo by Kawakubo&Watanabe


特別活動報告
   ~中山小学校・秋の観察会~            
〇日時: 平成26年(2014)11月17日(月) 9:00~11:30
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・遊具広場
〇活動概況
  中山小学校1年生の生活科の授業を指導しました。5月に学校独自で、7月 に私たちが指導し、今回は秋の観察会。3クラス91人が参加しました。
今回もみんなが黄色の帽子に教材の入った「探検バッグ」を肩から提げていま  すが、体が一回り大きくなったように見えたし、顔つきがしっかりしてきた とも感じました。
  子どもたちは、7~8人のグループに分かれ、里研スタッフと一緒に観察開始。班ごとに1年を通じて観察する木(カリン、ハナモモ、ケヤキ、シラカシ)が決めてあり、季節の移り変わりによる樹木や周りの変化を観察して、気づいた事を絵と文章に残します。

   カリンの木の小さな穴から蟻が出入りしているのを見て「蟻さんのお家がある」と歓声をあげたり、落ち葉の下に居た大きなミミズにわっと集まったり…。やはり屋外授業は楽しそうでした。

   今回もお終りにきちんと挨拶をして、給食の待つ学校へ向かいました。

サー始めます・・お願いします    「カリン」班、観察開始
     
「シラカシ」班・・大きいな     「ハナモモ」班・・肉薄します
     
「ケヤキ」班・・秋いっぱい    「よく観察できたかな」・・意見発表 
Photo by Kawakubo


特別活動報告
   ~川崎の「もり・みずカフェ」に参加~            
〇日時: 平成26年(2014)11月9日(日) 9:300~16:30
〇天候: 雨のち曇り(ここは地下街)
〇場所: JR川崎駅東口の地下街アゼリア・南口広場
〇活動概況
  水源環境保全・再生かながわ県民会議が、県民に水の大切さを理解してもらおうと 企画した催しに、四季の森里山研究会は応援として参加しました。
この日は主催者が水に関する県民意識を探るアンケートも行い、 およそ400枚余の回答を得ました。
  四季の森里山研究会は「ウグイス笛(竹笛)作り」と「もり・みず漢字あてクイズ」 を無料で実施、雨を避けて地下街を訪れた家族連れに喜んでもらいました。

ウグイス笛・・そうそうその調子    「き」と「さんずい」の漢字・・よくできました
     
里研のコーナー     
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~紅葉を楽しんだ自然観察会~            
〇日時: 平成26年(2014)11月9日(日) 9:00~15:15
〇天候: 雨のち曇り時々晴れ
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺の散策路など
〇活動概況
  四季の森里山研究会は、里山・森林保全や小学校の環境授業の活動などが認められ て、神奈川新聞社の地域社会事業賞・奨励賞に選ばれた事は前回報告しましたが、 この日は同社の記者が、午後1時からの自然観察会に同行して取材しました。記事 は今月中に掲載される予定です。

朝方の雨はあがって、自然観察会が始まる頃には青空も見え始めました。この日の テーマは「紅葉(黄葉)の不思議」、40人余りが参加しました。紅葉が目立ち始めた 公園を歩きながら、木の葉は気温や光の条件、アントシアニンやカロチノイドによ って赤や黄色に色づくことを手書きの図を使って説明しました。

  さらに、「もみじ」を表す文字のいろいろ。秋に見られる野鳥の生態。伐採した樹 木の扱い方を手製の模型で説明。それぞれの講師が知恵を絞ってお話すると、期せ ずして拍手が起こるなど自然観察会を楽しんでいただきました。 、

後ろの黄葉も綺麗でした    ケヤキの紅葉・黄葉
Photo by Ueno


定例活動報告
   ~奨励賞の受賞決定~            
〇日時: 平成26年(2014)10月26日(日) 9:00~14:30
〇天候: 晴れのち曇り
〇場所: 四季の森公園・ワークセンターなど
〇活動概況
  神奈川新聞社の今年の地域社会事業賞の選考で、私たち四季の森里山研究会が 「奨励賞」に選ばれたと前日(10月25日)に神奈川新聞が伝えました。
四季の森公園の里山・森林保全活動や近隣の小学校で行っている環境教育などが 認められたものです。

ミーティングでこの件が伝えられると、皆がおおいに元気づけられ、今後の活 動もしっかりやろうと意志を確かめ合いました。

  この日は、11月から休日を中心に、自治体などからイベントへの参加依頼や複 数の小学校の環境授業など、活動予定が立て込んでいるため、日程や参加者の 確認をしたほか、保管してあるドングリなどの資材や器具の整理、のこぎり、大 鎌など道具の手入れなどを念入りに行いました。

ミーティング、話題・盛りだくさん    手入れをまつ「少年団の森」
     
道具の手入れ    整理整頓しました  -  倉庫
Photo by kawakubo

特別例活動報告
   ~「もり・みずフェスタ」で工作品が人気~        
〇日時: 平成26年(2014)10月19日(日) 11:30~16:30
〇天候: 晴れ
〇場所: 新都市プラザ(そごう横浜店、正面入り口前)
〇活動概況
 
水源環境保全・再生かながわ県民会議が、県内で活動している17の市民団体の 協力を得て、水の大切さを市民に呼び掛けました。

私たちは四季の森里山研究会(里研)を紹介したパンフレットを配布したほか、 会員が作った小さな工作品を展示しました。展示品は見本でしたが、購入したいと いう人が何人もあって、お断わりするのが一苦労でした。



特別活動報告
   秦野の渋沢丘陵便り(18)
            ~作業はドングリ拾いから~

 
〇日時: 平成26年(2014)10月18日(日) 9:00~14:10
〇天候: 曇りのち快晴
〇場所: 秦野・渋沢丘陵 平沢の里研整備林ほか
〇活動概況
  私たちが秦野市で整備している林は、震生湖の近くを通り、渋沢に至るハ イキングコースのすぐ近くにあります。この日、現場に近づくとそのコー ス上に大きなドングリがたくさん落ちていました。

林に入るとドングリの数は更に多くなりました。立派なクヌギの実です。 つやつやとした茶色で、コナラやシラカシなどに比べて形が丸く、格段に 大きい特徴があります。

  この日は、まず、このドングリ拾いから始めました。またたく間に中ぐら いのダンボール箱がいっぱいになりました。これは工作材料として貴重な 素材なのです。


この後は、コナラを3本間伐しました。私たちは、一般の人を対象にした 「シイタケ教室」を計画しています。その際、シイタケの菌を植え付ける 「ホダ木」として、この間伐材を使おうという訳です。
  急斜面にあるコナラを伐るのはなかなか骨の折れる仕事でした。安全のた めにヘルメットをかぶり、足元に気をつけながら慎重に進めて、なんとか 予定の作業を終えることが出来ました。
帰りがけに地元の老舗酒造会社を見学、土産に製品を買った仲間もいました。


街のイベント用にドングリ集め    折れ枝、枯れ枝に気をつけて伐採
     
無事、作業終了、撤収
 
  この日は地元の酒造見学も
Photo by kawakubo


定例活動報告
   ~台風のはざま・秋日和の自然観察会~
 
〇日時: 平成26年(2014)10月12日(日) 9:00~15:00
〇天候: 高曇り
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺の散策路など
〇活動概況
  台風18号は四季の森公園にも大雨を降らせました。このため公園の一部で土が崩 れたほか、北口近くの池があふれて散策路の木道が冠水、周りの草も泥水に覆われ ました。しかし、この日は高曇り、暖かく無風、自然観察会にはうってつけの日和 になりました。 (なお、自然観察会の翌日13~14日にも大型台風19号が近づきましたが公園に 被害はありませんでした。)

午後1時からの自然観察会は秋の実りと種の旅立ちがお話しの中心でした。好天だ ったこともあって52人もの方が参加なさったので2つの班に分かれて観察しました。

  弾けたり、人や動物にくっついて運ばれたり、鳥に食べられて遠くまで行ったり、  自分で動けない植物はいろいろな方法で種をばらまいて仲間を増やしていることを、  実物の種の形などを見ていただきながらお話ししました。


講師の一人は「因幡の白ウサギ」で知られる「ガマの穂」を家の近くで採取してき て、ひとつの穂から出る10万個もの綿毛が風に乗って飛んでいく様子も見ていた だきました。
  御影石、根府川石、石垣の野面積みなど、四季の森公園に用いられている石につい てのお話には拍手が起こるなど、今回の自然観察会も多彩な内容で楽しんでいただ きました。
これより先、私たちは午前中、学校田に近い第三里研整備林で幼木の周りに茂って 来たササや下草を刈って、日当たりをよくする作業などをしました。


森の手入れも、手抜きしない・・・下草刈り    観察会盛況、当番講師も緊張
     
秋の野、観察会盛況
 
  カラスウリ・・・人気がある
Photo by kawakubo


特別活動報告
   ~森の台小の自然観察会~
 
〇日時: 平成26年(2014)9月30日(火) 8:30~13:00
〇天候: 快晴(横浜の最高気温27.4度)
〇場所: 四季の森公園・大池周辺、里山地域の散策路
〇活動概況
  四季の森公園に近い森の台小学校の4年生172人を対象に自然観察会を  しました。公園の樹木や草花、生き物に関心を持ち、環境との関係につ いても考えて、この後、実施される愛川ふれあいの村での自然学習を充 実したものにするのが狙いです。

9時半前、赤白の体操帽、緑色のネッカチーフ、探検バッグ、水筒などを 持った子どもたちが、緑のTシャツを着た6人の先生と共に公園北口に 到着。

  里研先生から、蜂やウルシなど秋の公園内を歩く注意を聞いた後、30の 班に分かれて、地図を片手に観察開始。トンボ、バッタ、ドングリ、ア ザミなどを見つけて、準備したビンゴシートに書きこみました。

開放感から道を外れそうになる子もいましたが、怪我もなく皆がゴール。 最後に里研先生が「植物と生き物の繋がり・共生」のお話をしました。 子どもたちは「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言って11 時半、学校へ向かいました。

 

班毎に、観察出発です    アザミかな
     
観察ポイントは質問責め
 
  カワセミ登場・・・歓迎かな
     
「ありがとうンございました」
「またおいで」
 
   
Photo by kawakubo

定例活動報告
   ~秋の活動に備えて~
 
〇日時: 平成26年(2014)9月28日(日) 10:00~14:50
〇天候: 晴れ まだまだ暑い
〇場所: 四季の森公園・ワークセンター、第3整備林など
〇活動概況
  しのぎやすい季節を迎えて、今後は小学生の自然観察会や秦野整備林の作業、 外部との協力事業などが続きます。そうした日程を確認した後、作業に移りまし た。

学校田近くの第3里研整備林では、前回に続いて下草やアズマネザサなどを刈っ て林の中が明るくなりました。 工作材料のドングリに顔を描く作業もしました。 公園を散歩していた人が通りかかり「可愛いね」と声をかけられる場面もあり ました。

  私たちは時折、会員が体験したことや研究したことを披露しあう時間を設けて います。この日は6月にイランを訪れた会員が旅行者として見聞した現在のイ ランの姿や、勉強してきた古代ペルシャの文化について語りました。 それによると、今のイランは治安もよく旅行者に親切だったこと、灌漑を利 用して野菜が豊富な事など、意外な内容もあり「見聞を広めた」気分になりま した。


 

個性的なドングリの顔    ドングリ工作顔が大事
     
目前に迫った自然観察会
・講師陣緊張の打合せ
 
  「里研廻談」悠久の古代ペルシャ
     
Photo by kawakubo&Watanabe


定例活動報告
   ~大盛況!秋晴れの自然観察会~
 
〇日時: 平成26年(2014)9月14日(日) 9:00~14:30
〇天候: 曇りのち晴れ
〇場所: 四季の森公園の自然散策路など
〇活動概況
  学校田の近くにある林を、私たちは現在整備しています。
午前中はその下草刈りや 催し物に出す材料のドングリに目や顔を描いたり、柄をつけたりする作業をしました。

午後1時からの自然観察会には89人もの方が参加してくださいました。
はっきりしない天気が続いていただけに久しぶりに見る秋晴れの空はことさら青く見えました。

  この日は「里山の秋を楽しむ」がテーマ。ハギのピンク、クズの薄紫、オミナエシの黄色、そして、青紫色のキツネノマゴもかたまって咲いているとなかなか見事。
秋の花は少し控え目に感じられる色が多いようです。ヤマボウシやコブシが赤い実をつけていました。それぞれの植物の名の由来、薬用などとしての活用法についてもお話しました。


「夕空はれて あきかぜふき…」自然観察会はこの「故郷の空」をみんなで歌っておしまい。
爽やかな秋を満喫することができました。

 

第3里研林の手入れ・下刈    秋のイベントに備えドングリの「手入れ」
     
自然観察会    自然観察会
     
Photo by kawakubo&Watanabe

定例活動報告
   ~台風の日は室内で自然観察会~
 
〇日時: 平成26年(2014)8月10日(日) 9:00~14:15
〇天候: 大雨(台風による)ときどきやむ
〇場所: 四季の森公園・北口会議室
〇活動概況
  私たちNPO四季の森里山研究会(里研)は新しい役員による活動を始動しています。
四季の森公園を活動のベースに、地域の皆さんと連携して里山保全、幼い子たちへの自 然の大切さの教育などは従来どおり推進するほか、作業の安全を第一に、状況の変化に迅速に対応する役員体制を固めました。

午後1時からの定例の自然観察会は、台風11号の接近で、時折、猛烈な雨が降ったた め、公園の会議室を会場に講義と実験になりました。
降雨にもかかわらず6人の方々が 参加してくださいました。

  夏涼しい森の不思議」がテーマでした。ボードに植物の略図を描いて、蒸散作用が森 林を涼しくしていると解説しました。
また、天候や時間によって変化する植物の姿を、 実物を手にとりながら「クズの昼寝」と説明したほか、ツユクサの葉を簡易顕微鏡で観 察して気孔を探したり、珍しい笹の花は写真で、実は実物を見ていただいたりしました。


1時間余りのお話が終わって外に出ると、雨は上がってヒグラシが涼しげに鳴いていま した。

 

雨に濡れた「自然観察会の案内」    長靴の並ぶ「観察会教室」
     
公園会議室で「植物の説明」    大人も子供も「木の葉の気孔」観察
     
Photo by kawakubo


定例活動報告
   ~学童保育の自然体験教室~
 
〇日時: 平成26年(2014)8月7日(木) 9:00~14:30
〇天候: 快晴 猛暑の立秋
〇場所: 四季の森公園・遊具広場など
〇活動概況
  相模原市内の学童保育NPO・ハートフルからの依頼で、夏休み自然体験教室を開 きました。低学年から高学年までの小学生49人。引率のボランティア10人が参 加しました。

子どもたちのバスは交通渋滞に巻き込まれて30分遅れて四季の森公園に到着。 私たちは、子どもたちの楽しみが減らぬよう、臨機応変に「班分け」や「時間割」 を調整しました

  「自然観察」は、緑いっぱいに葉を茂らせた樹木や繁茂している草を観察したり、 草の中にいるバッタなどを探しながら「植物は全ての生き物たちの基になる」と分 かりやすくお話ししました。


さらに、木陰に工作台を並べて子どもたちの独創性を生かした「ドングリ工作」。 ちょっとした工夫で高くまで飛ばせる「ロケットラワン」。
何種類もの独楽を使った 遊びなど、子どもたちは思いっきり大声を出しながら遊びまわりました。
 



 立秋なのに暑い日でしたが、子どもたちに喜んでもらえて、私たちは気持ちのいい  汗をかきました。

サア体験教室始めましょう    まず足元から観察ーなにかいるよ
     
むずかしい「だるま落とし」    熱中、ドングリ工作
     
Photo by kawakubo


特別活動
   ~「もり・みずカフェ」に参加~~
 
〇日時: 平成26年(2014)8月2日(土) 8:30~16:00
〇天候: 快晴 猛暑
〇場所: 西武小田原店(小田原市中里208)
〇活動概況
  神奈川県が取り組んでいる水源環境の保全や再生をより多くの県民に理解し てもらおうと企画した催しの「もり・みずカフェ」に私たち里研も参加しま した。

会場は小田原市北東部にある広い駐車場を供えた大型商業施設の敷地。 当日は水源地を撮影した映像を大型画面に映し出したり、神奈川フィルの演 奏、マスコットキャラクターのショーなどがあり、およそ2,000人の人出が ありました。

  里研はイベント会場の真ん中あたりに「体験コーナー」を設け、ドングリ工作と新漢字クイズを提供しました。


猛烈な暑さでしたが、親子連れを中心に楽しんでもらうことが出来て、100個用意したドングリ工作セットは午後2時頃にはなくなってしまいました。 里研の存在感を印象づけることができたかなと、汗をかいた事が報われた気がしました。

       


定例活動報告
   秦野の渋沢丘陵便り(17) ~繁茂した下草を処理~
 
〇日時: 平成26年(2014)7月27日(日) 8:45~12:45
〇天候: 猛暑
〇場所: 秦野・渋沢丘陵 平沢の里研整備林
〇活動概況
  3月末以来の作業でした。これまでに処理しきれなかった枯枝のほかに、夏草  が勢いよく伸びていて「わぁ~大変だ」と思わず声が出るほどでした。 三角点のある場所はちょっとした広場になっているのですが、そこも茂った草で覆われていました。

この日は林の中でも汗が噴き出してくる暑さでしたが、水、塩分を補給しながら、刈払い機、大鎌などを使って、ツユクサ、テッセン、キヅタ、アカメガシワなどを整理したほか、懸案だった枯枝に縄をかけて数人がかりで落とし、処理する事が出来ました。

  雑木林の中ではヤマユリが花を終わり、ヤブランが控え目に薄紫に咲き、群生しているヤブミョウガの白い花が目立ちました。


暑さのため2時間ほどで作業を終えましたが、草に覆われていた広場は、すっきりした小さな草原になりました。


間伐    ヤブミョウガの花
     
ミーティング    ヒカゲチョウ?
     
Photo by Hayashi & Watanabe & Ozaki

特別活動報告
   ~中山小1年生の自然観察~~
 
〇日時: 平成26年(2014)7月17日(木) 9:00~11:15
〇天候: 晴れ 暑かった!
〇場所: 四季の森公園遊具広場
〇活動概況
  中山小学校1年生の生活科の授業を支援しました。 学校の周辺では見られない植物や生き物を四季の森公園で見つけて、季節による変化に気づいてもらおうという授業です。  支援学級の子も含めて96人の児童に7人の教師が付き添っていました。
9:50、子どもたちが公園の「遊具広場」に到着。黄色の帽子、藤色のネッカチーフ、水筒と教材の入った「探検バッグ」を肩から提げていますが、B4版ほどの「探検バッグ」がとても大きく見えます。

  すでに学校独自で5月8日に四季の森公園を訪れ、班ごとに観察する木(カリン、ケヤキ、ハナモモ、シラカシ)を決めてありました。この日は、その木がどのように変わっているかを観察するのです。


私たち「里研先生」は一人が7~8人を受け持って、教えることより子どもたちが「見つける」「気づく」ように工夫しながらアドバイスしました。「マンゴーみたいな実がなってる」「木の皮がむけている」などと「発見」があったようです。   子どもたちは気づいた事を色鉛筆などで描いていきます。   「ピンク色の花が緑色の実になった」ことを描いた子もいました。

     11:05、1年生たちはきちんとお礼を言って公園を後にしました。

Photo by Watanabe

定例活動報告
   ~ラッキー!ウグイスを見た~
 
〇日時: 平成26年(2014)7月13日(日) 9:00~14:45
〇天候: 曇り 蒸し蒸し
〇場所: 四季の森公園・第三里研整備林、里山地域など
〇活動概況
  曇っていましたが、蒸し蒸しする日でした。上まで咲くと梅雨が明けると言われるタチアオイが「もうすぐ」と告げているように見えました。

この日の自然観察会では、林の中と平地に温度計を立てて気温を調べました。もちろん涼しいのは林。その訳は植物の働きによると、ひとしきりお話しして「森の気」を実感して頂きました。

  幸いなことに、めったに見られないウグイスの姿を、元気のいい声と共に葦原の中で確認する事が出来ました。「ラッキー!」


午前中、私たちは手入れをしている林に入り、鎌や刈払い機を使って下草刈りをしました。熱中症に気をつけて水分を補給しながらの作業でしたが、またたく間に汗が噴き出してきて、続けるのはかなりの忍耐が必要でした。


第三里研林「下草刈り作業」    林内の「竹伐り作業」 
     
蒸し暑さにめげず「観察します」   
     
Photo by Kawakubo


特別活動報告
   ~上白根小の自然観察授業
 
〇日時: 平成26(2014)年7月2日 8:40~11:30
〇天候: 晴れ、蒸し暑かった
〇場所: 四季の森公園・里山地域など
〇活動概況
  四季の森公園に近い上白根小学校の4年生に自然観察の指導をしました。
参加したのは105人の児童と4人の先生。私たちは17人で対応しました。

子どもたちは9時半に四季の森公園北口に到着。自然観察の仕方、「林に入らない」などの注意点を聞いた後、1グル~プ5~7人で、コースに設けられた4つのポイントの問題に答えたうえ、虫のかじった葉、水車小屋、カワセミなどを見つけながら、ビンゴシートを完成させるというものです。

  ところどころに立っているヒントを書いた立て札を注意深く見ながら、ほとんどのグル~プが、行儀よく行動していました。


みんなが出発点に戻ったところで設問の正解を明かすと、ほっとした空気が広がりました。ほとんどの子が正解だったようです。
 「森の緑は全ての命の源です」というお話でこの日の授業を締めくくりました。 子どもたちは「ありがとうございました」と元気にお礼を言って、11時15分、学校へ向かいました。


環境授業、直前の打合せ    環境授業、始めます・よろしくお願いします 
     
子どもだけで観察しています    ポイント説明、解りますか 
     
ビンゴシートでも勉強します     迷わないでね  
     
カワセミも登場    まとめのお話面白かった 
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~ 自然観察授業に備える
 
〇日時: 平成26(2014)年6月22日 10:00~15:10
〇天候: 小雨が降ったりやんだり、のち曇り
〇場所: 四季の森公園・ワークセンターなど
〇活動概況
  いかにも梅雨らしい日でした。寒くも暑くもないのですが、少し体を動かすと汗が出てきます。湿度がとても高く感じました。

四季の森公園の生き物たちは喜んでいる様子でした。林は瑞々しいみどりに輝いていましたし、水辺のカルガモは元気に餌をついばんでいました。
ワークセンター近くの池ではコウホネが黄色の花を咲かせ始めています。


来月に入ると近くの小学校の子どもたちが自然観察の授業のために、相次いで四季の森公園に来ることになっていて、私たちも指導に当たります。
子どもたちに、楽しみながら自然に親しんでもらうため、この日は探索するコースを丹念に見て回ったほか、観察する予定の樹木などの 状況を調査しました。


真剣な打合せ、来月の小学生環境授業準備 
  
雨をついて「観察フィールド」確認、カリンの実も  
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~ 霧雨にハナショウブ映える
 
〇日時: 平成26(2014)年6月8日 9:30~15:25
〇天候: 霧雨のち曇り
〇場所: 四季の森公園・葦原の散策路など
〇活動概況
  関東地方は6月5日に梅雨入りしました。
霧雨が降ったり止んだりする天気なのに、午後1時からの自然観察会には、私たちの予想を超える55人もの参加がありました。

ハナショウブが、紫、桃、青など淡い色の花を咲かせている「しょうぶ園」では、「この花は園芸種で5,000種類もある」と短く解説、花をじっくり鑑賞して頂きました。


カワニナが棲む流れの近くでホタルのお話。昼間は見られない点滅を「手製ホタル」
で本物そっくりに再現、「ほ~オ」と感激の声が上がりました。

   近づけない花は拡大写真をお見せしたり、低い枝に咲くヤマボウシは間近で観察したり・・・・・。ホタルを詠んだ芭蕉の俳句のお話もあり、この日の自然観察会も多彩な内容でした。

   午前中、私たちは手入れをしている林に入って植生調査をし、痛んだ表示札を交換する作業をしました。

整備に備えて林内調査    雨でも盛況・自然観察会 
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~ 第9回通常総会
 
〇日時: 平成26(2014)年5月25日 10:00~14:00
〇天候: 曇り
〇場所: 四季の森公園北口会議室など
〇活動概況
  私たち「NPO四季の森里山研究会」はこの日、第9回の通常総会を開きました。
平成25年度の事業、収支決算の報告、平成26年度の事業計画と予算案が上程され、いずれも満場一致で承認されました。また、改選期に伴う新しい役員の顔ぶれも決まりました。

今年度も県立四季の森公園の整備計画に従って、里山などの整備に協力するとともに、地域の皆さんに親しまれている自然観察会を、より解りやすく、楽しいものにすべく努めていくことを、この総会で確認しました。


さらに、自然の大切さを、これから育つ世代に伝えるため、今後も公園近隣の小学校と緊密な連携をとりながら、授業支援などに協力することなども再確認しました。

   総会後の午後は、練達の講師から自然観察会の進め方の講習を受けました。これまでの自らの行動を省みるいい機会になりました。

里研・年次総会(決算・予算・役員人事、熱心に討議・承認) 
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~ 日射しがいっぱいの自然観察会
 
〇日時: 平成26(2014)年5月11日 9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺の散策路
〇活動概況
  四季の森公園最大の催し物「公園祭り」が終わって、私たちの活動は通常の状態に戻りました。
学校田の近くにある林(第三里研整備林)では、勢いが見え始めた下草を刈り、間伐した木を整理しました。また、次の催事に向けた材料の取りまとめなども行いました。

午後1時からの自然観察会は「新緑の雑木林を楽しむ」がテーマ。地域の情報誌に紹介された事もあって、85人もの方が参加してくださいました(情報誌を見ての参加は12人)。
日射しがまぶしいため、お話は輝くような新緑の木陰で聞いて頂きました。


花の基本的なつくりを図で示しながら説明したほか、山菜や薬になる植物については体験に基づいた話も披露しました。カラスノエンドウとスズメノエンドウの違いについて、紙に描きながらユーモアを交えた解説があり、笑い声が起きていました。。


横浜開港祭りの準備
(ドングリ工作材料など)
 
  里研整備林・下草刈り
里研整備林・間伐木のタマギリ    長蛇の観察隊 
   
木蔭で説明    個別指導も・・葉痕の観察 
Photo by Kawakubo

定例活動報告
   ~四季の森公園まつり
 
〇日時: 平成26(2014)年4月29日 8:00~16:30
〇天候: 薄曇り
〇場所: 四季の森公園・炭焼き小屋前の里研広場
〇活動概況
  今年の四季の森公園まつりは直前まで、天候にはらはらさせられました。祭りの終了近くにパラッときましたが、ほぼ予定どおりに終わることができました。
この日の入場者は公園の発表で32,000人。去年より多めでした。
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里研は例年どおり、炭焼き小屋前の里研広場で皆さんをお迎えしました。
キットでドングリ工作をしたり、ウグイス笛を作ったり、丸太を切ったり。
新しい遊びの輪投げに人が集まったほか、木偏のつく文字を答える「漢字クイズ」 には、大人もマジメな顔で挑戦しました。
コマ回し、ダルマ落としの周りは、元気な声が終日響いていました。


名人の松永昭光さんが草笛を指導したり、オカリナグループのお母さんたちが「あまちゃんのテーマ」を演奏したりして爽やかさを振りまきました。

テントの下では会員手作りのアクセサリーなど(多くが100円)を販売、新作の「小鳥の巣箱」も売り切れました。

   私たちが実施している自然観察会の常連さんや「今年も来ました」と言って顔を見せて下さった方など喜ばしい再開もありました。
里研は来年も皆さんに喜んでいただける工夫をして「四季の森公園まつり」に参加します。
また、いらしてくださいね。

お祭りの開始・無事故で楽しく    人気の工作品販売テント
賑わう里研広場    草笛・オカリナ演奏、盛り上がる 
   
新種目・輪投げコーナー    おなじみ・ドングリ工作 
     
ウグイス笛、上手く鳴るように    頑張る、丸太切り体験 
     
ますます人気の工作品コーナー    感激の再開  よく来てくれましたね  
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~公園まつりの準備
 
〇日時: 平成26(2014)年4月27日 10:00~14:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・ワークセンター、花木園周辺など
〇活動概況
  「四季の森公園まつり」は4月29日と目前に迫って、この日はまつりの準備の最終点検を行いました。

「ドングリ工作」のためにドングリ、ムクロジ、モミジバフウ、台木をセットにして一人分ずつ袋に入れました。


「丸太切り」のウマとスギの材木、案内の立て看板20本余りは会場近くに運んでビニールシートで覆いました。10人がかりで大きなテントを張る練習をしたり、会場の下草を刈ったりしました。こうしてまつりの準備は完了しました。

当日の里研会場は花木園・炭焼き小屋の前広場です。

   一方、別のグループは年間を通して続けている第三里研整備林の植生調査をし、記録の写真も撮りました。キンランの黄色い花が目立っていました。。

初夏近し、キンランも咲きました    里研林・植生調査はしっかりします
公園まつり準備テント張り練習(1)    公園まつり準備テント張り練習(2)  
Photo by Kawakubo


定例活動報告
   ~自然観察会では明るい笑い声が・・・・
 
〇日時: 平成26(2014)年4月13日 9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・ピクニック広場、ワークセンターなど
〇活動概況
  四季の森公園は、6月5日梅雨入りしました。
霧雨が降ったり止んだりする天気なのに、午後1時からの自然観察会には、私たちの予想を超える55人もの参加がありました。

ハナショウブが、紫、桃、青など淡い色の花を咲かせている「しょうぶ園」では「この花は園芸種で5,000種類もある。」と短く解説、花をじっくり鑑賞して頂きました。


カワニナが棲む流れの近くでホタルのお話。昼間には見られない点滅を「手製ホタル」本物そっくりに再現、「ほ~オ」と感激の声が上がりました。

近づけない花は拡大写真をお見せしたり、低い枝に咲くヤマボウシは間近で観察したり・・・・・。ホタルを詠んだ芭蕉の俳句のお話もあり、この日の自然観察会も多彩な内容でした。

  午前中、私たちは手入れをしている林に入って植生調査をし、痛んだ表示札を交換する作業をしました。


整備に備えて林内調査    雨で盛況・自然観察会
Photo by Kawakubo