(2019.3.30更新)
平成30(2018)年度活動計画


森林整備作業予定ご案内
2018
4月10日更新


自然観察会予定ご案内
2018
4月10日更新

定例活動報告   
   公園祭りの準備
〇日時: 平成31(2019)年3月24日(日)10:00~15:00
〇天候: 晴れ 
〇場所: ワークセンター、第4整備林
〇活動概況
 
  4月29日四季の公園祭りです。
里山研究会では、水車小屋の奥の花木園(炭焼き小屋前)にブースを構えます。
ブースでは、どんぐり工作、ウグイス笛づくりや、森の遊び体験コーナー、手作りグッズ販売のほかオカリナの演奏会も開催しています。
是非、遊びにいらしてください。


  この日は、公園祭りの準備の打ち合わせの他、森林整備と道具の手入れを行いました。
 
  公園祭り打ち合わせ1    公園祭り打ち合わせ2
   
  森林整備後の道具手入れ1シャガ植生地の落枝整理      森林整備後の道具手入れ2
       
       


定例活動報告   
   ソメイヨシノの前に見られる桜
〇日時: 平成31(2019)年3月10日(日)10:00~15:00
〇天候: 晴れ 
〇場所: ワークセンター、桜の谷
〇活動概況
 
  この日の自然観察は、「ソメイヨシノの前に見られる桜」がテーマでした。
桜(サクラ)はバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される樹木の総称です。
たくさんの種類がありますが、原種は10種程です。
  この日は、スプリングエフェメラル(春一番、樹木の葉が冬芽で林床に光が差し込む頃に咲く花)の代表でもあるカタクリの花を観察した後、桜の谷でカンザクラなどの早咲きの桜を観察しました。
  次回4月14には自然観察会があります。
「樹木の花と若葉の色を楽しむ」がテーマです。
早春の園内を巡ります。 午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。

 
  北口広場の池の前に集合    早くもキブシの花も咲く
   
  サクラの木の前で観察のポイント説明      カンザクラの花 
       
  春の歌合唱1         春の歌合唱2
       

定例活動報告   
   雪は消えていたが身に沁みる寒さ、深々
〇日時: 平成31(2019)年2月24日(日)10:00~15:00
〇天候: 晴れ 
〇場所: ワークセンター、第4整備リン
〇活動概況
 
  四季の森里山研究会の活動日は、原則第2日曜日、第4日曜日です。
第2日曜日は、午後から自然「観察会がありますので、森林整備活動は午前中だけです。
第4日曜日は、午前、午後森林整備や工作部品の整理を行います。
  この日は午後からは、昨年の台風で折れた樹木の調査と伐採予定木のマーキングを行いました。
また、シャガ植生地の落枝の整理、アニマルヘッジの整理、春祭りの準備を行いました。

  次回3月10日には自然観察会があります。
「ソメイヨシノの前に見られる桜」がテーマです。
早春の園内を巡ります。 午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。

 
  昨年9月台風で折れた木    枯れ木の調査
   
  シャガ植生地の落枝整理      伐採木のマーキング 
       
  整備林の整理         春祭りの準備
       
       


定例活動報告   
   雪は消えていたが身に沁みる寒さ、深々
〇日時: 平成31(2019)年2月10日(日)9:00~14:25
〇天候: 晴れ 
〇場所: ワークセンター、公園散策路
〇活動概況
 
  午前中は、森林の整備を行いました。
里山の自然は、人間の関わり無しには守れません。
今、木材価格の低迷など農林業の衰退によって全国の農村地域での高齢化・人口減少により里山の荒廃が急速に進行しています。

私たちは、地域を活性化し里山を守っていくことは、均衡ある国土の発展、防災という視点だけでなく、私たちの心の問題であるとの認識から、活動を続けています。
この日は、真竹を取り除き林床に光を導き多様な野草の生育環境を整えました。

  午後からは、来園の皆様を対象にした自然観察会を行いました。
テーマは、今月「里山の春に咲く花」で35名の皆さまが参加くださいました。
前日は雪が舞うなど真冬並みの寒い日でしたが、フクジュソウやセツブンソウが春の訪れを告げてくれました。

  次回3月10日には自然観察会があります。
「ソメイヨシノの前に見られる桜」がテーマです。
早春の園内を巡ります。 午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。

 
  作業風景    整備後の森
   
  冬枯れの落葉樹の森を観察      観察会の光景 
       
  第1グループ講師
(サンシュユの花)
        第2グループ講師
(フクジュソウ・セツブンソウの花)
       
       


定例活動報告   
   森のアロマテラピー講座  ハーバリウム作りと香り
〇日時: 平成31(2019)年2月2日(土)13:30~15:00
〇天候: 晴れ 
〇場所: 緑区子育て支援拠点・いっぽ
〇活動概況
 
  私たち「四季森里山研究会」では、地域の子育て中のお母さん達の支援として、子育て中でもしばし自分のことに没頭できる時間をということで、毎年この時期、アロマ講座を開催しています。
本年は、「ハーバリウム」の作成と香りの講座です。

  「ハーバリウム」とは、ドイツ語で「植物標本」のことです。最近では、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを瓶などに入れて、オイルに浸したものを「ハーバリウム」と呼んでいます。
専用オイルに浸すことで、美しい状態で長く鑑賞することができます。

  また、この講座の特徴は、受講生のお母さん方が見えるところで、里研メンバーが子守をするので安心して受講できることです。
  今回は、11人のお母さん方(お父さんが1名)が受講し、お子さんは4か月~4歳までの11人でした。

 
  ハーバリウム作り講座の開始    樹お母さんから見えるとこいろ
なので安心
   
  いろいろなおもちゃがあってたのしいな、里研メンバーの子守りも楽しい   作品例とこの日の参加賞のふくろう
       
       


定例活動報告   
   本年最初の作業開始
〇日時: 平成31(2019)年2月27日(日)10:00~15:00
〇天候: 快晴 
〇場所: ワークセンター ・公園散策路 ・第3整備林 
〇活動概況
 
  私たち、四季の森里山研究会は毎月第2日曜日と第4日曜日が活動日です。

  第2日曜日は、自然観察会が中心になりますが、第4日曜日は、森林整備が中心になります。
  この日は、整備区域の中の、下草刈りと密集している白樫・シュロ・杉等の間伐を行いました。
  白樫は、四季の森もある関東平野の内陸の丘陵部の優占種で、人間の手が入らないと、白樫の暗い森になってしまいます。  
シュロは鳥によって種子が散布されますが、近年温暖化で実生でも冬を生き延び成長するようになり、四季の森公園の林内にいくつか見られます。
また、手入れの行き届かない杉の木はフジが絡まって台風などで折れたり不整形になったものが見られます。

   森林整備は、そうした木の処理や下草、笹を刈り、林床に光を入れ様々な野草の発育を促すことで豊かな森を作っていくものです。
 
  下草と真竹の刈り取り    林床に光が届くように
   
  昨年の台風で折れた杉の整理   森(人の手で作られた植林)は、人の手で管理する必要があります。
       

定例活動報告   
   森の台小4年生自然観察会
〇日時: 平成31(2019)年1月22日(火) 8:00~11:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: 公園散策路など
〇活動概況
 
  私たちは、活動の一環として、県立四季の森公園の近隣小学校の児童を対象に環境授業を行っています。

  この日は、横浜市立森の台小学校4年生4クラス143名教師5名計148名の予定でしたが、風邪で 10程度の欠席がありました。
  授業は、児童5~6人が班を構成し、決められたコースを回り、途中のポイントごとに環境に関する問題に答えるものです。
  最後に全員で答え合わせをするとともに、里山研究会の講師が、森と水に関するミニ講義を行いました。
 
  オリエンテーリング    5人で協力してルートを間違わないように、次のポイントを目指す
   
  水質浄化の実験セットと説明パネル   ラリーを終えて、答合わせと質問時間
       
       

定例活動報告   
   本年最初の自然観察会
〇日時: 平成31(2019)年1月13日(日)9:00~14:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: 四季の森公園・炭焼き小屋周辺・公園散策路など
〇活動概況
 
  二十四節気・七十二候では「小寒」です。

  午前中は年始の活動日に山の神祭を行いました。  
「みどりの少年団皆伐更新エリア」の発芽状況の調査をしました。

  午後1時からの自然観察会に72人(一般55名 ・公園 2名 ・会員21名)も方が参加してくださいました。
  この日のテーマは「冬を乗り切る植物」がテーマで、この時期に園内で見られる様々な植物と昆虫を観察しました。マンリョウやアオキの赤い実、ムラサキシキブの紫の実、ヤシャブシの黒い実に、ヌルデの虫こぶを観察して歩きました。

  草本の冬越しの姿「ロゼット」とは、地面に低く密生した形態で、スイバやハルジオン、オオバコ、セイヨウタンポポを観察しました。
裸芽や鱗芽などの冬目の観察では、毛に覆われたコブシや不凍液をため込んだアジサイなど特徴を観察しながら園内を散策しました。

  次回2月10日には自然観察会があります。
「里山の春に咲く花」がテーマです。
早春の園内を巡ります。 午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  冬を乗りきる動植物について    樹名板の裏の昆虫の観察
   
  たおやかな冬の里山の稜線を眺めて      コブシの冬芽の観察
       
       


定例活動報告   
   本年最後の自然観察会
〇日時: 平成30(2018)年12月9日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ 
〇場所: 四季の森公園・公園散策路など
〇活動概況
 
  二十四節気・七十二候では「大雪」で、そら寒く冬となる頃になりました。

  午前中は年末最後の活動日に鋸や鎌などの道具の整備を行いました。
  午後1時からの自然観察会に 人(一般 名 ・公園 1名 ・会員 名)も方が参加してくださいました。

  この日のテーマは「冬に見られる野鳥」がテーマで、この時期に園内で見られる様々な鳥をバードウォッチングしながら園内を巡りました。
  鳥の見分け方や特徴や生体について話を聞きながら、実際の野鳥を観察しました。 鳥の水場では羽繕いについて学びました。
最後に、きれいに色づいた紅葉の分類を確認でき、お開きとなりました。

  次回1月13日には自然観察会があります。
「冬を乗り切る動植物」がテーマです。
早春の園内を巡ります。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。

 
  午前中は資材、備品の整理    野鳥の資料を手に取って
   
  大勢の皆さんに
参加していただきました
  サンシュユの実の観察
       
       

定例活動報告   
   各種行事予定の報告
〇日時: 平成30(2018)年11月25日(日)
〇天候: くもり 
〇場所: 四季の森公園・第4整備林・ワークセンター
〇活動概況
 
  この日は、ミーティングで
今後の予定として、12/1「かながわの森と水を語ろう」あつぎ市民交流プラザ 12/2 大野山アウトドアフエスタ 12/9忘年会、1/13安全祈願祭、1/22森の台小4年自然観察会1/23(予備) が報告されました。
また、実績報告 11/18(日)公園主催のアロマ講座 時田・北村・青木 11/19(月)中山小1年生の自然観察会 参加者14名があったことが報告されました。
  作業概況は、それぞれの担当ごとに
①12月自然観察会の下見  
②第4整備林の倒木整理と下草刈り  
③市民祭りに貸し出した備品等の整理整頓

が行われました。
 
  ミーティング(事務局長報告)    ミーティング(会員報告)
   
  森林作業の道具・安全備品   作業の現場の確認

定例活動報告   
   自然観察会~紅葉~ 
〇日時: 平成30(2018)年11月11日(日) 9:00~15:30
〇天候: 晴天 
〇場所: 四季の森公園・第4整備林等・公園散策路など
〇活動概況
 
  この日は、午前中、第4整備林の落枝の整理等の森林整備班と今月予定の中山小学校の環境事業のための準備をしました。

  午後1時からの自然観察会に58人(一般 35名 ・公園 2名 ・会員 21名)も方が参加してくださいました。
この日のテーマは「今楽しめる里山の紅葉」がテーマで、今年は遅い紅葉ですがこの時期に見られる色とりどりの葉を見ながら園内を巡りました。


  北口広場で香しいカツラの黄葉を目と鼻で楽しみながら観察会のスタートです。
紅葉のしくみを学んだ後に、ナンキンハゼやハナノキの紅葉を眺めました。
ケンポナシやガマズミやシナサワグルミの実を触って観察したり、ヌルデの虫こぶから昔の人々がお歯黒や白髪染めとして使った話を聞きました。
他にも、園内で見られる植物を昔は生薬として活用していた話を興味深く聞きました。


  次回11月11日には自然観察会があります。
「冬に見られる野鳥」がテーマです。
野鳥のさえずりを聞きながら園内を巡ります。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  紅葉の仕組みについて    ナンキンハゼの黄葉を眺めながら
   
   銀色の芦原を背に     唱歌「紅葉」の合唱


定例活動報告   
   秋の作業
〇日時: 平成30(2018)年10月28日(日) 10:00~15:30
〇天候: 晴天 
〇場所: 四季の森公園・第1整備林・ワークセンター
〇活動概況
 
  この日は、ミーティングで横浜市立森の台小学校4年生の自然観察会の報告と反省点について意見交換をしました。
また、 11月に予定されている横浜市立中山小学校1年生の自然観察会の準備についても意見交換をしました。


  作業は、第1里研整備林の整備、特に9月の台風24号で林内のあちらこちらに落枝が目立ったためこれらの整理と、笹等の下草刈を行いました。
  また、11月3日4日予定の川崎市民祭りの会場で使用する工作素材の梱包、11月に予定されている横浜市立中山小学校1年生の自然観察会の準備を行いました。
 
  川崎市民祭り用資材は段ボールに梱包    中山小自然観察用資材の整理
   
   第1整備林の林床の整備     散策路の草刈り

定例活動報告   
   9月酷暑から抜け出しかったのだが・・
〇日時: 平成30(2018)年10月14日(日)年10月14日(日) 9:00~14:30
〇天候: くもり 
〇場所: 四季の森公園・はす池周辺・しょうぶ園など
〇活動概況
 
  二十四節気・七十二候では「寒露」となり、露が冷たく感じられる頃になりました。
午前中は第4整備林の高木を処理するなど、森林整備を行いました。

  午後1時からの自然観察会に58人(一般 35名 ・公園 2名 ・会員 21名)も方が参加してくださいました。
この日のテーマは「里山の果実と種子」がテーマです。
講師3人が秋に見られる、植物の果実や種子について園内を巡りながら解説しました。

  ヌスビトハギやミズヒキなど色々なくっつき虫(付着散布種子)の触覚や、フジバカマや桂の香りを愉しみ、秋の深まりを五感で感じました。
ヒガンバナやオシロイバナなど公園で見られる有毒植物も観察しました。
モグラ塚をみて、地中に暮らすモグラの生態について話を聞きました。

  次回11月11日には自然観察会があります。
「今楽しめる里山の紅葉」がテーマで、 秋の紅葉を愉しみながら園内の動植物を観察します。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  観察会の遠景    種と果実について
   
  モグラの解説   会員手作りの参加者へのお土産


定例活動報告   
    ~安全管理・仮払機の講習~
〇日時: 平成30(2018)年9月23日(日) 10:00~14:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: ワークセンター、第3整備林
〇活動概況
 
   私たちは、四季の森公園の一部の森林整備を行っています。
森林整備では、草刈りや低木の伐採で、決して危険なものではありませんが、様々な要因が重なって起こる事故のリスクをすべて排除することはできません。
 そのため、今年度から作業の安全管理を重点項目に掲げ取り組んでいます。

   今回は、仮払機の取扱い講習を行いました。
簡単な講義のあと機械を使っての実技。修了書を持っている人も久しぶりの実戦で汗を流しました。
 最後に機器の整備につても確認しました。


  また、来月予定されている川崎市民祭り用のドングリセットを準備しました。
  当日、元会員が秋の好天に誘われて訪問され、旧交を温めあいました。
 
  まずは、機械の始動の実演    草刈りの基本デモンストレーション
   
  作業エリアの整備と実践講習   元会員の訪問と歓迎

定例活動報告   
   9月酷暑から抜け出しかったのだが・・
〇日時: 平成30(2018)年9月9日(日) 9:00~14:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺散策路など
〇活動概況
 
  9月9日は、重陽の節句、菊の節句です。
「秋の七草」の萩の花や尾花(ススキ)も見ごろです。

また、昼はまだ暑さが残りますが、夜はだいぶ涼しくなりました。秋の夜長を鳴き通す虫の声に耳を傾ける季節です。

  この日の自然観察会のテーマは「里山の秋の草花を楽しむ」です。
前半は「秋の七草」のハギ、クズにちなんでマメ科植物を、フジバカマにちなんでキク科植物の特徴を観察しました。
  後半は、草原にどんな虫が棲んでいるのか、バッタの仲間を採取・観察しました。
もちろん、 “catch and release”  観察の後は「ご協力ありがとうございました」と感謝して元の草原に帰ってもらいました。
  次回10月14日に自然観察会があります。
「里山の果実と種子」がテーマで す。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  キク科植物観察のユウガギク    マメ科植物観察のヤマハギ
   
  草原の虫の観察   虫の話と唱歌「虫の声」の合唱で
締めました


定例活動報告   
   ~酷暑の自然観察会、生き物を探しに!
〇日時: 平成30(2018)年8月12日(日) 13:00~14:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺散策路など
〇活動概況
 
  暦の上では、立秋(8月7日)を過ぎましたが、連日、酷暑が続きます。
  この日の自然観察会のテーマは「真夏に見られる動植物」です。
真夏の林と言えば、セミでしょうか?この季節四季の森公園では、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシが鳴いています。
林内の小路の地面には、セミが地中から抜け出した穴が沢山見られます。
また、草などにはセミの抜け殻が見られます。
皆で、セミの抜け殻を探してみました。

また、草木の葉っぱでセミと仲間(カメムシ目)のカメムシも探してみました。

  植物といえば、不思議な形のウマノスズクサの花、カラスウリの花は昼間はしぼんでいますが、昨夜は白いレース状に裂けた花を咲かせました。
  次回9月9日に自然観察会があります。
「里山の秋の草花を楽しむ」がテーマで す。
草むらには、秋の鳴く虫も見られます。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  池に映るシルエット観察会スタート    ウマノスズクサを観察
   
  セミの抜け殻   昨夜咲き終えた昼間のカラスウリの花
     
  集めてきたセミの抜け殻を広げて    触角の第三節と第四節の長さが決めて皆で抜け殻の主を探す 

定例活動報告   
   学校田周囲の大木の伐採調査
〇日時: 平成30(2018)年7月22日(日) 13:00~14:30
〇天候: 晴れ・酷暑 
〇場所: 四季の森公園・第3整備林など
〇活動概況
 
  今年は、梅雨明けも早く、連日、酷暑が続きます。
  ミーティングでは、森林整備などの活動に関しての安全管理、活動保険について周知がされました。
    午前中は、整備林の下草や笹竹類の刈り取りなどの作業をしました。
午後の作業は、大木の伐採リストアップです。
 
  公園には、近隣の小学校の学校田があります。
田んぼは、かっての里山のように谷戸地にありますが、周囲の尾根部の樹木が大きくなり、日照が悪くなったとの声があったようです。
かっては、コナラ、カシなどは薪炭材や椎茸ほたぎとして定期的に伐採され、林業や農業の人間の営みのなかで多くの多くの動植物が生息する環境が形成されました。

  公園管理事務所の所長と伐採の必要な樹木20本程ののリストアップしました。
特に、シラカシは、関東平野の丘陵地帯の優先種で、人間の手がはらなければ、いずれうっそうとしたシラカシの森になってしまいます。
もちろん、草花や昆虫の種類もずっと少なくなります。
 
  整備林の下草刈り開始    明るくなった林床
   
     
  伐採樹木の選定    伐採樹木の選定 


定例活動報告   
   ~森林浴でリフレッシュ~
〇日時: 平成30(2018)年7月8日(日) 13:00~14:30
〇天候: 晴れ 
〇場所: 四季の森公園・炭焼き小屋・杉の林など
〇活動概況
 
  今年の関東地方は6月29日に梅雨明けしました
今回も多くの方が午後1時からの自然観察会に参加してくださいまし た。
  この日のテーマは「森林浴で身も心もスッキリ」がテーマです。
今回は趣向を変えて、 炭焼き小屋の周辺の林内でシートに寝そべり、しばらくの間瞑想をしました。
スッ キリした顔で目覚めた参加者は園内を散策しました。

  杉林に入り少し暑さがやわらぐ中、森林浴のお話と深呼吸をしてリフレッシュしました。
  次回8月12日には自然観察会があります。
「真夏に見られる動植物」がテーマで す。
この季節ならではの動植物の観察のコツを紹介します。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりません。
 
  緑陰で2班に分かれてスタート    身体を大地にゆだねて、まどろむ
   
  森林浴でリフレッシュ   半夏生の観察
       


定例活動報告   
         梅雨に入り午前中小雨・午後雨あがる
〇日時: 平成30年(2018年)6月24日(日)10:00~15:00
〇天候: 小雨後曇り 
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺の散策路など
〇活動概況
 
  午前中は、どんぐり工作の準備をしたほか、資材を置いてある棚の雨対策をしました。
  午後から天候も回復し、第四整備林の作業を行いました。 
竹林の整備では、古い枯れ竹も整理して林内が明るく、整理されました。
  次回7月8日には自然観察会があります。
「森林浴で身も心もスッキリ」がテーマで す。気温が高くなる時期ですが、四季の森公園の涼しい林内で森林浴を楽しむコツを紹介します。
午後1時に公園北口にお集まりください、参加料はいりま せん。
 
  森林整備の前の準備体操    作業は、林内の枯枝、落枝の整備
   
  工作素材の整備   活動拠点のワークセンターの展示
       

定例活動報告   
         ~傘をさして自然観察会~
〇日時: 平成30(2018)年6月10日(日) 9:00~14:35
〇天候: 雨  
〇場所: 四季の森公園・葦原周辺の散策路など
〇活動概況
 
  今年の関東地方は6月6日に梅雨に入りました。
この日はいかにも梅雨らしい、さほど強くはないものの切れ目のない雨になりました。
  それにもかかわらず45人もの方々が午後1時からの自然観察会に参加してください ました。
実は、雨に供えて部屋での講義も準備していたのですが、講師陣のたっての 希望で傘をさしての観察会になりました。
  この日は「花菖蒲の季節の動植物」がテーマだったからです。
四季の森公園の花菖蒲  園はやや盛りを過ぎていたものの、梅雨の雨に濡れた花はなかなか見ごたえのある姿 でした。
  今の季節、四季の森公園ではホタルが多くみられます。
昼間は見られませんので、ホ タルが出現する場所の近くで、写真などをお示して、短い命のホタルの一生について お話ししました
  ついに降りやまなかった最後に ♪かえるのうたが きこえてくるよ♪ と「かえる の合唱」を全員で輪唱してお開きになりました。
 
  「総会」後、新執行部による会議進行    外の観察会か室内の講座か、迷った末外の観察会となる
   
  菖蒲田の木道で   公園の解説板の前で、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタの見分けのポイント
       


定例活動報告   
         ~第13回通常総会開催~
〇日時: 平成30(2018)年5月27日(日)  9:00~10:40(午後:作業~15:00)
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・会議室
〇活動概況
 
  年1回の通常総会を四季の森公園の会議室で開きました。  
前年度の事業と決算の報告、新年度の事業計画と収支予算などが議事にかけられ、原 案どおり承認されました。
  昨年度は毎月第2日曜日に実施している「自然観察会」に、前年に比べて127人も多 い432人の方が参加してくださいました。
  森の台小学校4年生と中山小学校1年生に実施した授業支援は合わせて8回、1,040人の児童に自然の大切さをわかりやすくお教えしました。
  このほか、四季の森公園の整備について、公園管理事務所と綿密に打ち合わせし、間 伐や下草刈りなどの作業を実施しました。
  今年度も自然観察会など主な事業は継続しながら、新しい工夫も加えて地域の方々に も喜ばれる事業を展開していく所存です。これまで同様、ご支援をお願いいたします。
 
    「総会成立」宣言    議長の選出
   
  熱心な議論   熱心な議論
       
  午後からは
開港祭に向けて工作素材づくり
 
  資材置き場にしっかり収納
       


定例活動   
             ~白い花が目立った観察会~
〇日時: 平成30(2018)年5月13日(日)  9:00~14:45
〇天候: 曇りのち雨
〇場所: 四季の森公園・散策路など
〇活動概況
 
  自然観察会は「新緑の里山に見られる植物」がテーマでした。
雨が心配され、案の定、終わり近くには降り出しましたが、57人の方々皆さんが傘を持 って参加してくださいました。

  この時期は落葉広葉樹の緑が濃さを増し、その緑を背景に白い花が目立つ時期。 植物は花に虫たちを誘って、受粉させるためにいろいろな工夫をしています。
ホオノキは 大きな花で、ミズキやエゴノキは小さな花をたくさん咲かせて昆虫の視覚にアピールしています。

  ヤブデマリやガクアジサイは花弁や「がく」を大きくして昆虫を誘っています。 この日の自然観察会では、このように花は大きさや匂い、色なので昆虫との結びつきを築 いていることを丁寧に解説しました。

  自然観察会の新しい試みとして、観察会の冒頭に「今日はこんな日」という項目でその日の二十四節気や誕生日の花・花言葉を簡単に解説することにしました。
この日は「母の日」などについて語りました。
 
 
    「花と昆虫」の共進について    苞の木の花の説明
   
  苞の木の花を観察、ちょっと雨が心配   どくだみの花の観察
       
  この日の観察素材、苞の木の花    この日の観察教材、
エゴツルクビオトシブミのゆりかご
       

特別活動報告   
       ~森の台小学校4年生の自然観察会~
〇日時: 平成30(2018)年5月10日(木) 8:30~11:30
〇天候: 曇りのち雨
〇場所: 四季の森公園の散策路
〇活動概況
 
  私たちは活動拠点にしている県立四季の森公園に近い小学校の児童に、自然に親しむ 授業の支援をしています。
  この日は森の台小学校4年生の自然観察会を指導しました。
参加したのは4クラス143人。5~6人で班を作って公園内に設けられたポイント をおよそ1時間かけて巡りました。
  私たちはそれぞれのポイントに立って「アシ原はカエルのすみかになっていますが、 カエルの天敵は次のうちどれでしょう」などの問いに答えたり、水温や気温を測った りする際に助言や指導をしました。
  順路を間違えそうになったり、時間配分に戸惑ったりする子もいましたが、野外授業 をとても楽しんでいました。
  終わり近く、豊かな森と水源の話をする頃には雨が降り出し、気温も12度と寒い日 でしたが、子どもたちは元気に学校に戻りました。
         

定例活動   
             ~好天に恵まれた公園まつり~
〇日時: 平成30(2018)年4月29日(日) 7:40~16:00
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・炭焼き小屋前の里研広場
〇活動概況
 
  県立四季の森公園で最大の催し「四季の森公園まつり」はこの上ない好天に恵まれて 賑やかに行われました。

  私たち四季の森里山研究会は水車小屋の奥、炭焼き小屋の前に「里研広場」を設けて 皆さんをお迎えしました。

  この頃はなかなか見かけられなくなった、コマ回し、だるま落としなどに大声を上げ て挑戦する子がいたほか、のこぎりを使った丸太切りを初めて体験する子もいました。

  会場に広く敷いたビニールシートでは、里研会員が手分けして準備した材料を使って、 お父さん・お母さんと一緒に、ドングリ工作、ウグイス笛などを作りました。
なかに は、松ぼっくりを使ってユニークな作品を仕上げる子もいて、指導していた里研会員 もみずみずしい感性に驚いていました。

  会場の一角では草笛、オカリナの演奏も披露され、新緑がまぶしい会場が一層さわや かに感じられました。

  里研広場を訪れてくださった皆さんありがとうございました。
今年はおいでにならな かった方も、来年はどうぞ里研広場に足を運んでください。きっと楽しんでいただけ ます。
 
 
    「本部」では会員手作りの品展示    木漏れ日の下、ドングリ工作
   
  コマ回し、なかなか奥が深いネ    丸太切りに挑む女の子、がんばれ!
       
  ボク君も草笛に挑戦、いい音が出たね    緑の広場でオカリナの演奏
       

定例活動   
             ~もうすぐ公園まつり~
〇日時: 平成30(2018)年4月22日(日) 10:00~14:40
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・ワークセンターなど
〇活動概況
 
  県立四季の森公園で最大の行事「公園まつり」が来週に迫りました。
この日は「まつり」に向けて最終の準備に終始しました。

  当日(4月29日)、私たち四季の森里山研究会は水車小屋の奥、炭焼き小屋前に「里 研広場」を設けて皆さんをお迎えします。
黄緑色ののぼりが目印です。

  ドングリ工作、丸太切り、輪投げなどで遊べるほか、里研会員手づくりのアクセサリ ーなどを、お子さんのおこずかいでも手に入る値段で提供いたします。

  この日は会員それぞれの役割や道具を改めて確認しました。
そのうえで、会場に敷くブルーシートの水洗い、下草刈り、テントの試し張りなどを しました。
また、会場案内の看板、丸太切りのウマなど大きな物を会場の近くへ運び 込みました。

  祭り当日は野外ステージでコンサートがあるほか、公園内には多くの出店なども出て 賑わいます。
炭焼き小屋前の「里研会場」にも、是非、足を運んで初夏の日を楽しんでください。
  イベント物資の収納庫    当日の物資はひとまず現地近くに仮置
 
お祭り現地の草刈り    テントの試し張り

定例活動   
             ~若葉かおる自然観察会~
〇日時: 平成30(2018)年4月8日(日) 9:00~15:10
〇天候: 晴れ
〇場所: 四季の森公園・散策路など
〇活動概況
 
  午後1時からは「樹木の花、若葉、萌黄色を楽しむ」をテーマにした自然観察会がありました。
穏やかに晴れて絶好の自然観察日和になり、お子さんを連れた方も含めて66人もの方が参加してくださいました。

  散策路沿いの若葉かおるニシキギ・カツラ・コナラ・ヤシャブシなどの樹々について丁寧に説明しました。
  目を下に転じれば、これも今を盛りのタンポポ。
鮮やかな黄色のこの植物も教材の一 つになりました。

  この日は思いがけないプレゼントがありました。
私たちは、昨年度、近くの森の台小学校の4年生に自然観察会の指導をしました。この指導に当たった私たち一人一人に「自然が好きになりました」「カマキリのたまごがどうなるかわかりました」などの感想を記した絵入り手紙が届いたのです。
一生懸命書いた子どもたちを思いながらみんな笑顔になりました。

  本日の講師陣、紹介    春の野草を観察
 
タンポポ外来種、在来種の観察ポイントについて    観察会を終えて