(2022.3.31更新)
令和 3(2021)年度活動計画


森林整備作業予定ご案内
2021
4月10日更新


自然観察会予定ご案内
2021
4月10日更新


定例活動報告   
    皆伐更新作業も順調                        
〇日時: 令和4(2022)年3月27日(日)9:00~15:00
〇天候: 曇りときどき晴れ
〇場所: ワークセンター・北口はす池南側雑木林
〇活動概況
 
  はす池南側斜面の雑木林の更新作業の第4日目です。

  伐倒の際の安全措置は次のとおりです。
まず、皆安全な場所に退避します。

切り手は掛かり木を避け倒す方向を決めます。
倒す側に受け口(3分の1平に切り、その上から斜め下に切って口を作る)を切り、次に反対側から追い口(受け口の下部よ5cm程上)を切り込みます。
切り手の合図で、木の上部に設置した牽引ロープを倒す方向から徐々に引きます。
ロープは牽引する者の安全の為、途中で滑車で方向を変えて牽引します。
追い口の切り込まれると木はゆっくり傾きますので、切り手は退避場所に避難します。木は予め決めていた方向に倒れます。

   また、伐倒した木を玉切りにする際は、切り手は山側から切り、ロープで転がり落ちないよう措置をとります。運搬の時も同様です。

    この日は、コナラ(樹高20m)4本、ヤマザクラ(樹高10m)1本を処理しました。

   
 
倒す方向に受け口を作ります
  伐倒木の後
(左から追い口、つる、受け口)
     
  伐倒木(コナラ20m)   枝も2m程に刻む
     
  太い丸太は転がり落ちないようにロープで確保    玉ぎった丸太は落ちないように揃える 


定例活動報告   
    自然観察会も開始                        
〇日時: 令和4(2022)年3月13日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・北口はす池南側雑木林・さくらの谷
〇活動概況
 
  はす池南側斜面の雑木林の更新作業の第3日目です。

  作業前には、ミーティングを行います。
ミーティングでは、安全作業に関する事項の確認を行います。
ひとつひとつの作業を確実に終わらせてから次の作業に移る、近接作業、上下作業の禁止、伐採木より谷側での作業の禁止、全体を見張る安全担当の配置とその指示による作業の始動などです。
また、作業開始前にはストレッチで体をほぐします。


   伐採では、立木の傾き、枝張りなどをみて立木の重心位置を判断して、伐倒方向側に受け口を切り、反対側から追い口切りを行います。
同時に、伐倒木に掛けたロープをゆっくり引き伐倒します。
ロープを木に掛ける(設置)には、二連梯子を使用したり、長い棒で押し上げたり、枝の根本に玉糸などを投げてこれに結んだロープを引き上げることにより掛けます。

    また、この日は午後から自然観察会を行いました。
テーマは「さくらの谷までゆっくり散歩」でした。
今年、春の訪れが例年より一週間ほど遅く、例年この時期に見られるカタクリ、ハナモモ、コブシなどは蕾でした。
桜の谷では、早咲きの河津桜やサンシュユが見ごろでした。


 
     なお、次回、自然観察会は2022年4月10日(日)午後1時、テーマは
「樹木の花と若葉の色を楽しむ」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。
   
  作業開始前のストレッチ   引き綱の設置
     
  ロープ(引き綱)の設置   倒木の処理
       
  自然観察会のあいさつ    馬酔木の花の前で 
       
  整備林の観察    桜とサンシュユの花の前で 

定例活動報告   
    雑木林の更新伐採作業第2日目 4本伐採                        
〇日時: 令和4(2022)年2月27日(日)10:00~14:0
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・北口はす池南側雑木林
〇活動概況
 
  はす池南側斜面の雑木林の更新作業の第2日目です。

  この日は、昼食も現地でとることとなりました。

   午前2本、午後2本合計4本を伐採、倒木の処理を行いました。
3本目は架かり木となりましたが、慎重に玉切りと牽引を行い処理しました、
     なお、次回、自然観察会は2022年3月14日(日)午後1時、テーマは
「さくらの谷までゆっくり散歩」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。
   
  2連梯子で牽引ロープをセット   チェンソーによる伐採開始
     
  牽引開始   倒木の処理

定例活動報告   
    雑木林の更新伐採開始                        
〇日時: 令和4(2022)年2月13日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・北口はす池南側雑木林
〇活動概況
 
  私たちは、今後数か月をかけてはす池南側斜面の雑木林の更新作業を行います。更新作業は、大きくなりすぎたコナラの木を部分的に皆伐し、新たに苗木を植えたり、伐採木の萌芽更新により若い森を再生する作業です。

  この日は、作業の初日になります。
・作業は、まず倒木する木の高い位置に牽引用ロープをセットします。
・ロープをその木が倒れた時に届かない位置まで持っていき、追い口からチェンソーで切った木を引きます。

   ロープは必要に応じ、滑車を使うことにより、木の倒れる方向から避けることができます。

 この日は、2本のコナラを伐採しました。
今後は、ここでできた空間を活かしながら今後の作業を行います、
11時半ごろから、雨が降ってきたのでこの日作業はここで中止としました。


 また、この日は、自然観察会「里山の春を探しに」を予定していましたが、雨のため中止となりました。
従来は、雨の日でも集会室ををお借りし、雨プログラムにより、「観察会」を実施していましたが、コロナ禍の中で三密を避けるため室内の「観察会」はしばらく実施できません。大変申し訳ございません。

   次回、自然観察会は2022年3月14日(日)午後1時、テーマは
「さくらの谷までゆっくり散歩」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。
   
  2連梯子で牽引ロープをセット   チェンソーによる伐採開始
     
  牽引開始   倒木の処理

定例活動報告   
    雑木林の更新伐採の準備                        
〇日時: 令和4(2022)年1月23日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・北口はす池南側雑木林
〇活動概況
 
  里山の雑木林は、従来は薪炭材や椎茸のほた木として利用され一定の年数をおいて伐採され森の更新が行われてきました。
しかし、近年石油・石炭など化石燃料の普及や安価な外国産椎茸に押され、木材の活用が低迷し雑木林の更新もされなくなりました。

  四季の森公園のはす池南側斜面のコナラの雑木林のコナラも更新されず大きくなり過ぎてしまっています。
大きくなりすぎたコナラはナラ枯れ病の原因にもなります。

     今後、公園管理の一環として、2月から3月このエリアの大きくなりすぎたコナラを伐採し、更新を促す計画です。
     この日は、午前中作業エリアの確認を行いました。
この日は、午後からは作業で使用するチェンソーの始動具合などの機械類の状態を確認しました。a
   
  雑木林の更新のための伐採の説明   現地の状況説明
     
  チェンソーの点検   始動具合の確認


定例活動報告   
    新年明けましておめでとうございます
             ~令和4年 仕事始め

             
           
〇日時: 令和4(2022)年1月9日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・公園園路・里山研究会整備林
〇活動概況
 
  新年明けましておめでとうございます。
昨年は、コロナ禍で、私たちの活動も自粛を余儀なくされました。
本年は、人類がコロナ禍を乗り越え、平和と共生、自然との調和に向け協力していくことを願っています。

  この日は、私たちも「仕事始め」
改めて作業の基本的な安全対策を確認しました。
     午後からは、新年早々に横浜市内にも降った雪が残るなか来園者の皆さまを対象にした自然観察会を行いました。


     テーマは「動植物の冬越し」でわずかな隙間で身を寄せ合うミテントウムシ、ヨコズナサシガメなどの昆虫や地べたに伏して葉を密集させいる野草の観察をしました。

    次回、自然観察会は2022年2月13日(日)午後1時、テーマは「里山の春を探しに」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。

   
  仕事始め   数日前の雪の残る散策路
     
  樹名板の裏側で越冬するナミテントウムシ   工作材料の日干し

定例活動報告   
    ~令和3年 最後の自然観察会~
             紅葉の最終ランナー イロハモミジ
            
〇日時: 令和3(2021)年12月12日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・公園園路・里山研究会整備林
〇活動概況
 
  今年は、コロナ禍で、私たちの活動も自粛を余儀なくされました。
それでも、秋口より少しづつ、森林整備など屋外で三密を避けられる活動から再開できました。

  この日は、午前中は整備林の下草刈などを行い、そのあと、来年に備え 全員で用具の手入れ整備、また、資材倉庫の整理を行いました。
     午後からは、来園者の皆さまを対象にした自然観察会を行いました。
自然観察会も年当初より休止していましたが、11月より再開しました。
2回最後の自然観察会となりました。

     テーマは「紅葉を楽しむ」で四季の森公園で10月から始まった紅葉の最終ランナーのイロハモミジの紅葉を紅葉の森で「鑑賞」しました。
また、ロウバイの花、ミツマタの冬芽(つぼみ)など早春の先頭ランナーの観察も行いました。

    次回、自然観察会は2022年1月9日(日)午後1時、テーマは「動植物の冬越し」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。

   
  年末の「道具」の手入れ整備   並べられた大鎌
     
  皆で拾った落ち葉を並べて鑑賞   来年の干支の漢字「寅」「虎」について

































































定例活動報告   
    ~「ナラ枯れ病」勉強会~
              
〇日時: 令和3(2021)年11月28日(日)9:30~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・公園園路・里山研究会整備林
〇活動概況
 
  近年、公園や近くの雑木林で茶色に枯れたコナラの木を見かけませんか?
「ナラ枯れ病」です。
ナラ枯れ病は、カシノナガキクイムシという昆虫がナラ類、シイ・カシ類の特に高齢樹木・大径樹木に穿孔しこれが媒介するナラ菌の繁殖により枯損する病気です。
本県では、平成29年に被害が確認され、現在は全県的に被害が拡大しています。
四季の森公園でも200本を超える樹木が確認されています。

  この日は、神奈川県横浜川崎農政事務所の倉野さんをお招きし、「ナラ枯れ病」の現状と対応についての勉強会を行いました。
前半はナラ枯れ病にかんする講義、後半はフィールドのでて、カシノナガキクイムシの穿孔痕をつまようじで確認、またトラップによる捕獲方法などの実習を行いました。
また、私達が行っている里山保全の指導なども頂きました。


    この後、翌日に行われる、近隣小学校の野外活動の支援の準備を行いました。
     次回、自然観察会は2022年1月9日(日)午後1時、テーマは「動植物の冬越し」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。
   
  「ナラ枯れ病」の講義   里山保全の指導
     
  カシノナガキクイムシの穿孔痕を確認   カシノナガキクイムシの捕獲方法
       
       
  フラス(カシノナガキクイムシの穿孔の木くず)
 
  シラカシの被害、左側の葉が白く枯れている 

定例活動報告   
    ~コロナ禍をのりこえ自然観察会の再開~
              
〇日時: 令和3(2021)年11月14日(日)9:00~11:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・第3整備林・公園散策路
〇活動概況
 
  コロナ禍の緊急事態宣言が解除されひと月になります。
社会の活動も少しづつ以前の平常を取り戻しています。私たちの活動のひとつの公園来園者のための自然観察会もそのひとつです。

まだ幾つもの制限はありますが、やっと実施できました。
  公園は秋色に染まっています。
この日は「いろづく樹木と草の葉」をテーマに園路の自然を観察しました。
観察会では、県内各地の雑木林や奥山でも被害の発生している「ナラ枯れ病」や
初夏ミズキなどに発生し樹木を枯らしてしまうキアシドクガの被害にも触れ、その状況を観察しました。
    この日は、同じく私たちの活動のひとつであります近隣小学校の児童の皆さんへの自然への触れ合いの支援の活動も再開されます。
この日はその準備を行いました。

     また、公園北口の池左側の雑木林の萌芽更新樹木のもやかき(主木以外のひこばえの処理)を行いました。

     なお次回、自然観察会は2021年12月12日(日)午後1時、テーマは「紅葉を楽しむ」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。
   
  久々の自然観察会参加者の皆様に感謝です   色づく樹木の観察
     
  ガマズミにつくタマバエの虫こぶ観察   皆で唱歌「もみじ」のハミング合唱
       
  更新樹木のモヤカキ    更新樹木のモヤカキ  
       


定例活動報告   
    ~緊急事態宣言も解除、活動の再開~
              
〇日時: 令和3(2021)年10月10日(日)9:00~15:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・第3整備林
〇活動概況
 
  年始以降、コロナウイルス感染の拡大し、「まん延防止措置」「緊急事態宣言」が発令される中、わたしたちの活動も休止状態が続きました。
全国民のワクチン接種も進み夏が終わる頃より新規感染者数も減少してきたこと等から10月1日緊急事態宣言が解除されました。


  これに伴い、わたしたちの活動もやっと再開できました。
まだ、自然観察会など皆さんと一緒に行う活動は自粛を求められていますが、森林整備など屋外の「密」を回避できる活動から徐々に行うこととしました。
    この日は、整備林の下草刈、落枝、倒木の片付け整理を行いました。
     来月からは、自然観察会も再開できます。
自然観察会は2021年11月14日(日)午後1時、テーマは「色づく樹木と草の葉」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。


   
   
  久々の定例会、まだ会議は外です。   まずは作業の注意事項の徹底から
   
  落枝の整理   刈払い機による下草刈り
     
  希少植物など注意しながら下草狩り    作業を終えて、道具の片付け  
       


定例活動報告   
    ~令和3年(2021年)度、総会~
              
〇日時: 令和3(2021)年6月13日(日)9:00~11:00
〇天候: 曇り
〇場所: ワークセンター
〇活動概況
 
  昨年から続くコロナ禍の中、活動には様々な制約はありましたが、令和3年度定時総会を開催しました。
昨年に続き屋外での開催となりました。
  令和2年度は、定例会を始め自然観察会、森林整備活動など活動の中止が余儀なくされました。
現在も蔓延防止等重点措置が発令されており、令和3年度も前半の活動には様々な制約は予想されます。
    令和3年度も県民の皆さまに対し、里山、森林保全、自然環境保護に関する事業を行い、皆さまの応援、助言も頂きながら広く環境保全に寄与していく所存です。
宜しくお願い申し上げます。
   
  理事長挨拶、議長選任   議事風景
     
  議事風景  
       


定例活動報告   
    ~令和3年(2021年)度、活動開始!~
              
〇日時: 令和3(2021)年4月11日(日)9:00~16:00
〇天候: 晴れ
〇場所: ワークセンター・池左側雑木林・芦原周辺散策路
〇活動概況
 
  本年度最初の定例会を開催しました。

  コロナ感染防止のため様々な制約はありますが、できることから活動を進めていきたいと思います。
    この日は、北口池左の雑木林の2017年から2018年に伐採したコナラの萌芽更新状況新調査を行いました。
萌芽枝本数が多く根本直径が太いものについては、今後、もやかき作業(萌芽枝のうち素性のよいものをの2~3本残し間引く)を実施していくことを検討しています。

    また、予定されていた自然観察会(テーマ「樹木の花と若葉」)が現下の状況のなかで県立公園のイベントが中止となっていることから、会員に限定した勉強会として実施しました。

     次回、自然観察会は2021年5月9日(日)午後1時、テーマは「新緑の里山に見られる植物」を予定しております。
新型コロナウイルス感染防止の対策の一環として参加人数の制限をさせていただきます。公園管理事務所にお問合せください。

   
  萌芽状況調査の経緯の説明   萌芽状況調査の経緯の説明
       
  萌芽状況調査   萌芽状況調査