森の台小5年・第1回環境教育授業(報告)

報告 北村多津一

 

1.実施日時

・平成16年10月27日() 9001130

 

2.実施場所 

・県立四季の森公園 

 

3.対 象  

・森の台小学校 5年生 3組99

 

4.授業内容

1)テーマ 

「地球温暖化防止と森林保護」

2)授業の位置付け  

学校サイド  総合学習/環境教育の一環

研究会サイド 平成16年度の活動計画の一環である、近隣地域学校との共同活動。

神奈川県環境計画課の実施する「地球温暖化対策ワークショップ事業」の業務委託として実施。

 

3)当日参加者 

@里山研究会・

講義講師 松崎

自然観察指導 武本、武川、松崎

    スタッフ 川窪、下南、

    運営責任 北村

A学校側

責任者 山本真理子先生(5年担当)

    5年担任 大田、高山、佐々木各先生

 

 

(4)    授業計画

    講義は1時間、別途、個別に作成したレジメを使用。クイズを入れながら説明。正解した生徒には簡単な景品(かけないエンピツ)を配布。

・自然観察は「ふるさとの森コース」を1時間程度歩く。水田、雑木林、極相の話を入れる。

 

 (5) スケジュール

    9:00 四季の森公園野外ステージ集合

    9:00〜9:15 オリエンテーション

    9:15〜10:20 授業(地球温暖化防止と森林保護(その@))

    10:20〜10:30 トイレ休憩

    10:30〜11:20 園内自然観察(ふるさとの森コース)

    11:20〜11:30 まとめ・解散

 

5.        授業風景(感想)

・当日は、朝から風が強く肌寒く感じられ、今にも降り出しそうな空模様に、野外授業にはちょっと不向きなお天気状況にやや不安を感じた。

・9時授業開始の10分前、野外ステージに子供たちが続々集合。皆元気な様子に一安心。

・前半は、松崎講師より今日のテーマである「地球温暖化と森林保護」についてレクチャーを野外ステージにて実施。

・クイズを取り入れた授業は、子供たちに人気で、みな熱心に応えてくれた。正解者への景品、武本ご夫妻夜なべ工作品「書けないエンピツ」の効果はやはり大きいなと感じる。

・風が強くなりステージに座り続けることは、子供たちにはちょっとつらそうなため、みんなで体を動かしながらの授業にシフトする。

松崎講師のたくみな授業の進行に、生徒たちも大いに盛りあがりをみせ

この授業形式は成功したと思う。

・前半の「地球温暖化・環境授業」は約1時間で終了、5年生全員にも工作品を配布。トイレ休憩の後、後半の「自然観察会」をスタートさせた。

・クラスごとに、「ふるさとの森コース」を自然観察して回る。

自然観察会の講師は、松崎、武本、武川の3名。

・肌寒さが増してきたので、文字通り「駆け足の授業」松崎講師の走りに

子供たちもついていく。かなりのスピードに先生と北村は最後から追いかける。

  

・コース内にみられる景観「田んぼ、雑木林、特徴ある樹木、極相林」等を観察しながら約1時間かけて「ふるさとの森コース」を一巡する。

    最後に生徒たちへの宿題として「自分たちで出来る地球温暖化対策」をみんなでまとめてもらい、次回第2回授業で発表してもらうこととした。

    5年生たちが、肌寒い天気ではあったが元気よく授業を受けてくれたことは大変喜ばしいことであった。

    5年生たちが「地球温暖化防止と森林保護」についてどれくらい理解をしてくれただろうか気になるところであり、第2回の授業で確認したい。

    松崎講師のきめ細かな事前準備とその場の状況にあわせた授業進行により、子供たちは普段の授業とは違う「印象深い授業」になったことと思う。

    解散時に、5年生が松崎講師に握手を求めてきた光景が印象的であった。

  ・第2回の授業は、12月15日に実施する。

  

以上