里山研究会活動報告2005(平成17)5月8日
 
*月日 5月8日(日)
*時間 9:00〜15:00
*天候 晴れ
*参加者 (敬称略)
(会員) 伊藤 井鍋 川窪 北村 小池 下南 武川
武本(弘) 武本(千) 中島 中村 那須 松崎 森本 武田( 記 )
(炭焼きの会) 島田
(ボーイスカウト) 加藤隊長
(ベンチャースカウト) 2名
(総勢 19名)
 

*活動内容
・総勢で四季の森公園内前回同場所にて間伐作業
・間伐 総本数 32本(白樫)
・萌芽更新の説明

自然観察会 ・インストラクター 伊藤
(13:00〜14:50) ・一般参加 17名(内 子供4名)
  
伊藤インストラクターの説明の下、爽風を受け深緑の中の自然観察
伊藤さんの卓抜なアイデアで、花木・草の名前・色を別紙に記しビンゴ展開
老若男女競って、名前を覚える努力をし、微笑ましい時間を過ごす
今回、子供4名参加し好奇心の旺盛さに感動。前回「四季の森まつり」
北村さんの挨拶「次世代に継承している」を再認識


*討論内容
・活動日以外 2ヶ月に一度運営委員会を開き意見交換会を開いたらどうか

・公園まつりの参加団体の合同連絡会への呼びかけ(案)

・秋に「里山研究会」中心主催の行事を企画したらどうか

・統一ユニフォーム・他の新装提案

・次回開催 6月12日

*付記
「山にこだわるのは哲学者であり 海にこだわるのは詩人である」
と云われておりますが、「里山を愛するのは芸術家である」と私は確信します。
「四季の森まつり」に出展した労作を、影の労苦を見ておりますと、
しみじみとした熱いものが、こみ上げてきます。
この感慨を一人でも多く体験できるよう、今後働きかけて実践したいと
再認識致しました。

*後記・雑記
〜角館から弘前まで旅してきました。四年間携わった「考古資料大観」
に感銘を受け、立ち寄った田舎館村「垂柳遺跡」二千年前の水田跡に
手を触れた時の感激は、我が人生の「忘我の記」に記憶されます。
藤原四代「泰衡」の末路、二井田「贄の柵」の領主、河田氏の領地が
実は以前「矢立廃寺跡」だったことは驚きでした。
泰衡夫人が眠る五輪台「国木戸神社」菅江真澄は1802年にこの地を
訪ねておりますが、思うに「吾妻鏡」に記されている泰衡像に疑問を
抱いていたのではないかと推察されます。
史観は勝利者から考察されますので、賛同します。
〜写し見る月の桂の影清く 結ばぬ水も涼しかりけり〜

温泉は、ランプの宿「青荷温泉」乳頭温泉に残した「妙乃湯」等々
八湯入湯。鶴の湯から始めて乳頭全七湯に入湯を果たすまで、足掛け
十年の歳月が流れました。
      〜美あるが故に 人生は生きるに値する〜 

里山と接し、学び、あまりにも偉大なる自然の摂理に感謝しながら
この恵まれた四季の郷に、少しの足跡を残したく学んでゆきます。〜

報告・武田