リポート   四季の森里山研究会活動報告

*日時 2005(平成17)年12月10日(土) 8時〜13時 快晴
*場所 森の台小学校 1F わいわいホール
*参加者 伊藤 北村 小久保 下南 武田 武本 角田 林 森本 井鍋 (敬称略)


*今回は、森の台小学校の「キッズキングダム」に、協賛団体として出展したもの。
  キッズキングダムは、今年で5回目。当会は初めての参加。
  全校児童が参加、主催する、学校あげての文化祭。
  各クラスが、「環境をプロデュース」「里山ワールド」など、テーマを設けて、
  工夫を凝らした展示、紙漉きの実験、などを披露していた。
  「しきのもりクイズ」などもあり、高得点を上げて、賞品のアクセサリーを得た会員も。
  模擬店ばかりが目立つ、大学学園祭より、よほど見ごたえがあった。

*外部から出展したのは、和服を召し、薄茶を供した
  「お茶の会」のご婦人方のグループと、当会だけ。

*当会が出展したものは、つぎのとおり。
  「四季の森 里山研究会」と武本さんが大書した看板。
  四季の森で見られる、野鳥、植物などを写した、大型のパネル。
  自然観察会、森の台小の環境学習の大判写真(下南さん撮影)。
  ドングリ、バードコールなど、いつもの、工芸作品。
  そして…「シュロのバッタ」の製作指導。

*「バッタ」作りには、お母さんたちの関心が、思いのほか強く、
  にわか覚えの指導員の周りにさえ人垣が出来て、記録写真係は、
  「人の背中しか写らない」とぼやいていた。
  出色は、小枝の台につけた、爪楊枝にバッタを刺したこと。
  これで、立派な置物になった。(武本製作所のアイデア) 

  1枚のシュロの葉が、バッタに変身するのは、たしかにオモシロイ。
  バッタ作りは、お母さんたちにも、学校側にも、大好評と見た。

*会員一同が感激したものがある。
  2回行った当会の環境学習について、5年生全員が、感想を書いていた。
  「木の葉の形の紙」に、ひとり、100〜150字でまとめてある。
  O丸太切りは、難しかったけど、面白かった。もらった切り株は置物にしている。

  O草笛でドレミファが出来るのに、びっくりした。
  O里山のことを、やさしい話し方で教えてくれて、よく分かった。
  あの子たちは、感じたことを素直に、「木の葉」に書いてくれた。それが、うれしい。

                                            井鍋記す