リポート   四季の森里山研究会活動報告

*日時 2006(平成18)年4月29日(土)8時30分〜16時10分
    曇り一時雨。13時すぎ降り出したため、早めの店じまい。
*場所 炭焼き小屋前の「里山研究会会場」
*参加者(ゲスト)草笛の松永昭光さん(里研会友) コマの米本さん
  (協力者)森林インストラクターの加藤さん・園田さん
        会員の友人の阿部さん・下田さん      
  (会員)以下敬称略。青木 伊藤 川窪 北村 木野内 小池
  小久保 斉藤 下南 武川 武本(弘) 武本(千) 土屋 角田
  友常 中島 那須 林(紀) 林(高) 原口 藤田 森本 渡部
   井鍋   総勢30人

活動内容 「四季の森公園まつり」に参加
 
 当会がまつりに参加するのは4回目。
  出品作や各コーナーも年毎に充実してきている。
  開催が危ぶまれていたが、1時過ぎ、とうとう降りだして、会場を
  たたまざるをえなかったのは惜しまれる。しかし、悪条件のもとで
  予想以上の成果を上げたと言えるのではないだろうか。
  「まつり」参加者32,000人(実行委員会発表)
  「里研会場」を訪れた人3,000人(里研発表)

 @炭焼き小屋前の開けたところが「里山研究会」の会場 10〜14時
  会場前には、インストラクターの大道さん製作の大シカが立ち、
  以下のコーナーを設けて、お客さまを迎えた。
 O工芸品の販売 テント1張り、テーブル2脚
   竹とんぼ、炭地蔵、那須飾り、バードコール、かけないエンピツ、
   竹のカニ・クワガタ・フクロウ・カタツムリなど。
   人が重なって品物が見えないほどの盛況。売り場を広げる工夫が
   必要かの声もあった。善戦して、売り上げ47,500円!
 O体験 丸太切り。ウマ3台で直径8センチほどのシラカシを切る。
      子供たちの表情は、今年も真剣そのもの。
 O製作 ブルーシート2枚、座テーブル3脚。
      まつぼっくり、竹などで、花立、アクセサリー、菜箸を作った。
      1時間近くも熱中する、お父さんも。
 O遊び 米本さんの、だるま落とし、コマ回し。草の上で乗る竹馬。
      だるまを落とす澄んだ木の音が響いていた。
 Oシュロバッタ 今年新設。
      「子供はすぐ作れるようになるのに、大人がなかなか…」と
      バッタマイスターの角田さん。
 O草笛 松永さんが材料持参。演奏したり、鳴らし方の指導をしたり。
      演奏が始まると、一斉に注目が集まる。
      やってはみるが、残念、音が出ない人がほとんど。

 A草笛リサイタル 12時35分〜12時50分 公園の野外ステージ
  松永さん(伊勢原在住73歳)が6曲演奏。
  一枚の葉から出る、強く澄んだ音色に、丸い目、あいた口がいっぱい。
  「ユア・マイ・サンシャイン」では手拍子が響き、「ふるさと」では
  およそ480人、全員の唱和する声が広場を覆った。

 B終わって 14時30分〜15時20分
  テントの中で、肩寄せ合い立ったまま、今日を振り返った。
  缶ビール、飲み物、焼き鳥に加え、銘酒(川窪さん)、フルーツケーキ
  (林さん)、甘いお菓子(元会員の田中さん)の提供もあって、
  ほのぼのとした気分になったところで、雨も上がり、次のご挨拶。
  武本さん、皆さんのお陰で楽しいまつりになりました。
  北村さん、米本さんはじめ、多くの人の手助けで無事終えられました。
  後片づけをして、公園を出たのは16時10分。

 C追伸  里研を支援者する、次の方々が会場を訪れた。
  川又林業の川又正人さん御夫妻、渡部ひさこさん御夫妻(南山田小
  教諭)、中島信市さん令夫人、そのほか密かに訪問なさった方。

 D反省会 元気な?飲み足りなかった?人々が場所を移して…。
  O武本さんあってのまつりだった。
  O武本さんに頼りすぎている。
  O丸太切りは、切りやすく香りのいいスギ、ヒノキも欲しい。
  O「大シカ」を見て「僕も作りたいから木をください」と、4年生くらいの
   男の子が来た。嬉しいね。
  O労力への対価はともかく、材料費はもれなく支払うべきだ。
  O隣接する森(4/23の項を参照)は有用。みんなで見に行こう。
                         井鍋記す