リポート   
四季の森里山研究会活動報告

「8・29、里研活動記録・森のステンドグラス作り」

日時:8月29日(火)、9時半ー15時半
場所:「横浜動物の森公園予定地」(緑区三保町2775)
   ズーラシア北側一帯の市有林
天気: 晴れ ・・・・まだまだ、物凄く暑い・・・
参加者: 8人・北村、武本夫妻・林夫妻・那須・青木+川窪
今回の活動の趣旨
この春以来友好関係にある、芸術系ボランティアグループ「創造と森の声2006森の仲間」が、8月21日から9月18日の間、開催している「横浜の森美術展」のうち、29日の「森のステンドグラス」製作支援を行った。

内容・成果
*イベントの開始は10時だが里研会員は9時半前には集合。
 参加者は「森の仲間メンバー」、一般応募の親子(30人位)、やはり協力参加の「はなまる」、それに我々の8人で、合わせて「約」48人・・・森の広場からは熱気の陽炎が立ち昇っている・・。
*森の仲間の石山さん(主催者)のオリエンテイションを受けたあと、里研は早速「森のステンドグラス」作りに着手。
(1)4m程の間隔で立つ2本の大木に梯子をかけ「大型ステンドグラス」の吊り上げ・固定用のロープシステムを、那須さんが中心になって設置。
(2)森に入り、然るべき太さのシラカシ数本を切り出し、曲がりや枝ぶりを生かしながら、ステンドグラスの外枠(3mx 3・5m位)、中枠を製作。針金で固定したところでランチタイム。
(3)「森の仲間」炊き出しサービスの「お結びと熱いスープ」を、「弥生風・南洋風・茅葺風、竹のすのこ張り、高床式住居風」作業小屋で、森の風を全身に受けながら、美味しく戴いた。
(4)午後は子供達(小学生)が主役となって、透明ビニールに、水性ペイントで(枠に合わせた)自由な色付け。絵心のある里研の大人も参加。担当スペースや順番を巡って、子供が怒りかけたり、泣きかけたり、お母さんが出てきそうになったり、「慌てかける」一幕もありました。
(5)15時、遂に完成。巨大な、生きた曲線を持つ「ステンドグラス」が、滑車もないのに、「那須ロープシステム」によって音もなく真夏の中空に上っていくと、全員に静かな感動が伝わりました。もちろん拍手も湧きました。出来上がったステンドグラスの彩りも、岡本太郎の作品にも負けないようで、子供達の「元気」が溢れていると思いました。また、青木さんが中心となって里研独自に「中型ステンドグラス」も作成、広場の木陰に寄贈してきました。武本夫人の記録写真を、次の定例会などで、皆さんにご覧いただけるでしょう。

*というわけで、森の仲間のメンバーも「これがうまく行くかどうか、一番心配していた。有難う。これからも仲良くしましょう。」と正直な喜びを表明してくれました。

*天候にも恵まれ、暑い自然の中で、「身体をつかった創造の楽しさ」を味わう事ができた良い活動だったと思います。参加の皆さん、お疲れ様でした。
   
*なお、反省会は5人が参加、会場は、結論的には、何故かまた、中山駅裏(地下鉄が開業するとオモテか)、コーラルビル5階、イタリアンレストラン・サイゼリアで、会費は一人当たり860円位でしたので報告します。

その他のお知らせ
(1)9月17日の「染め遊びの会」の件「はなまる」と「森の仲間」には29日、ステンドグラス作りの会場でビラを渡して宣伝しました。
「緑区市民活動支援センター」にも29日、ビラを持ち込み、館内の掲示板に掲出してもらうことにまりました。
(2)今後の、森の台小環境授業の件29日、16時半から森の台小で、学校、横浜市環境創造局との三者打ち合わせがあり、里研からは、北村、武本、川窪が出席。以下の点を確認しました。
   
*第2回は「9月27日」午前・・「市側」の都合で28日の予定繰り上げ・
・会場は森の台小、内容は「火を使って樹名板・説明板作り」
   
*第3回は「10月13日」午前、会場は四季の森公園、内容は「木の名札付けと丸太切り」
   
*その先のことは、第3回が終わってから協議。

詳しい事は次回定例会などで報告・説明されますが、また皆さんの御協力をお願いします。

なお、打ち合わせの席で、7月の第1回環境授業についての子供達の「お礼の文集」をいただきました。次回、9月10日の定例会に持参、御披露いたします。

・・・・長くなりましたが、以上、(8月30日、川窪 記)