リポート   
四季の森里山研究会活動報告

 「第1回やどりき水源林再生事業参加」

○日時、6月16日(土)、7時半ー13時半
○天候、快晴・・・・梅雨はどこへいった・・・夏の渇水が心配
○場所、神奈川県「寄(やどりき)水源林」
     (丹沢、鍋割山・雨山峠登山道沿いの酒匂川源流地帯ー松田町内)
○参加者、計14人、会員13人
      北村、武本、青木、伊藤、井鍋、長部、斉藤、角田、中島、那須、
      原口、渡部+川窪
      ゲスト参加、小川氏(川窪友人)
○概況、
  ・ 神奈川県やどりき水源林は15年ほど前にも植林が行われたが、その後
   鹿の食害などで裸地同然となってしまったため、今年から森林再生事業
   (広葉樹の植林)に取り組むことになったもの。
  ・ 事業着手日の16日、里研は友好団体である「かながわ森林インストラクターの会、
   森林部会(武川部会長)」と協働班を編成して、第1回の参加となった。
   (このほか「中山森林整備協力隊」と「県職員のボランティアグループ」も参加、

    参加総数は3班編成、およそ80人)
  ・ 里研メンバーは午前7時半、JR松田駅北口に集合、会員の車に分乗して、
   まず管理事務所駐車場(標高430m・・・小川氏測定)へ。
   参加者全員が県の佐藤環境農政部長から挨拶を受けたあと、
   林道終点まで車、さらに登山道を徒歩およそ30分で作業現場着
   (標高630−640m)。
   ただちに、破られた「鹿柵」の修理や柵沿いの潅木の刈払いを行い、
   予定の作業は完了した。
   しかし連絡の行き違いで、里研グループは追加の作業には参加せず、
   早めの下山となった。
   幸い、昼食時は駐車場で全員合流、中山隊グループ(女性班)の
   豚汁サービスをいただき、楽しい交流のひと時となった。

  ・ 今回は、爽やかな晴天のもと事故もなく作業を進める事ができたが、
   登山道の途中では、樹木を載せたままの土砂や岩石が沢へ崩落
   している光景も目撃し、あらためて「水源林保全・再生」の重要性と
   難しさを実感させられた。

○「やどりき水源林再生事業」の今年の予定
   次回・第2回、9月8日(土)
   第3回、10月13日(土)
   第4回、11月17日(土)

○つぎの定例会予定
  6月24日(日)11時、「里研定例総会」・・・・12時半終了
    会場、緑区市民活動支援センター(045−938−0631)
 
 ・ 夕方から「四季の森公園」で、有志参加の「ホタル鑑賞」も。                                                             

                                      以上

○追記、
  解散後、有志6人が松田町の松美酉(中沢酒造)訪問、勿論試飲。
  だだ一人のドライバーは、勿論「酒のもとになる丹沢の名水」の試飲のみ。

                         (6・16、 川窪 記)