リポート   
四季の森里山研究会活動報告
 
定例会報告
○日時 平成19年11月25日(日) 8:30〜14:00

定例会報告その-2
豚汁顛末記

先日のお祝いの会、お陰様で楽しく過ごさせていただき有難うございました。
豚汁が好評であった事に、気を良くして自画自賛を含めて、ここに、作成の経過を記します。
スタッフは黒一点臼井料理長、女性陣は武本副料理長、助手は、長部夫人、木野内さん、林の3人。

ワークセンター内は冷え込んでいたが、9時過ぎには戦闘開始。
料理長は大鍋2個と、お玉、包丁、まな板等々をリックに積んで自宅から持参。
まさしく主夫!いや主婦も顔負けの準備の良さに大助かり、一同感心。
トランジスターラジオも持参。

次に作り方の意見交換にはいる。
長部式は、豚肉、野菜を最初に炒める。
武本副料理長から、「ためしてガッテン」式は油抜きした豚肉を、最後に入れる。
両方の方式を合体させ、野菜だけを最初に炒めることにする。
木野内博士から、「南禅寺の僧侶は、タンパク質が足らないので、野菜を炒めることで、うま味を出して、食欲を増している」との意見で、野菜を最初に炒める事に決心がつく。
野菜をそれぞれ切り始める。
渡部さんの持参の大根と角田さん自家製の里芋の担当は武本夫人と長部さん
人参、ネギは、木野内さんと、ゴボウ、コンニャク、は、林とそれぞれ担当。
イチョウ切り、輪切り、小口切りがいいかなど、それぞれ、勝手なことを言いながら、切り終える。臼井さん、「家ではネギは斜め切りなんだけどなー」と呟いているのも無視して。さすが主婦、お見事です。
特筆すべきは、明美嬢が、人参と大根の皮を細い千切りにとの無理な注文に、芸術作品のようにクリアー。

途中、臼井料理長は、薄揚げとちりめんじゃこの買い物と調味料を、自宅まで調達に行き1時間ほど退席。「ありがとうございました」

我々はいよいよ料理開始。
ゴボウ、コンニャクを木野内さんがお鍋が焦げるぐらい炒め、二つのなべに分ける。
ほかの材料を入れて更に炒め、水を差して、武本さん持参の利尻昆布、だしの素をいれた。、材料が煮えてからは、豚肉を入れ長部さん持参の信州米麹味噌と白みそを入れて、それぞれ味見、美味しさに一同納得。

今回美味しく出来た理由は、
1野菜をよくいためたこと。
2豚肉の油抜きをして最後にいれたこと。
3お味噌が美味しかったことを挙げたい。
しかし最大の理由は、臼井さんはじめ、女性陣と楽しくやったことが、味が倍加したと
纏めたくはないですが、そう気がいたします。

                                   林 高子