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里研のメンバーは、午前8時半JR松田駅前に集合。3台の車に便乗して現 地に向かう。雨山峠への登山口広場から寄(やどりき)沢に沿って登山道を徒歩で約40分、午前9時半すぎ現地到着とともに下草刈にかかる。
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今年6月28日以来約二ヵ月ぶりの現地作業だったが、昨年植樹したケヤキ、朴 ヤマボウシなどの苗木はおおむね順調に生育している。今回の作業は、ウツギのヤブ払いが中心となった。初夏の花期には白い花が咲き誇り見事だろうと想像されるが、蔓状の枝が植樹した樹木に覆いかぶさるように繁茂するのでためらわずに根元から伐採する。
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現場で仲間の一人が見慣れぬ幼木を見つけると中島会員が即座にオニシバリと断定。真夏に葉を落とす特徴のある木なので添え木をつけて保存した。また沢伝いの登山道では、翼状果をつけたフサザクラや丸い実から油がとれるアブラチャンが観察できた。
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ほぼ無風の炎天下、メンバーは午前中大汗をかきながら作業に励んだ。正午下山。出発地点に戻り、中山森林整備協力隊の女性炊き出し班による名物のトン汁をご馳走になりながら昼食をとったあと解散。
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やどりき水源林再生事業は、災害や鹿の食害などで荒れた丹沢の水源林を整備・再生しようと神奈川県森林課と中山森林整備協力隊が取組んでいるもので里研では昨年から参加。今年は、6月、今回に続いて来月、11月と合わせて4回の現地作業が予定されていて里研も継続参加の予定。 |
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原口 記 |
「やどりき水源林再生事業」参加スナップ
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