リポート
四季の森里山研究会活動報告
活動報告
  ~今年最後の
    「やどりき水源林再生事業」参加~


日時 平成20(2008)年11月15日(土)
天候 午前晴れ 午後俄かに雲生じ一時雨滴も
場所 西丹沢、やどりき県有林
参加者 7名・青木、井鍋、川窪、中島、林、原口、
ゲスト参加として田辺さん(川窪会員の学友)


概要
午前8時にJR松田駅前に集合、井鍋、中島両会員の乗用車に分乗して「やどりき広場」に向かう。やどりき水源林再生事業への参加は、今年最後で4回目。今回は、神奈川県職員、中山森林整備協力隊も含めて総勢60名で、コナラ、イロハモミジ、ヤマボウシ、ケヤキ、カツラ、ブナ、ケヤマハンノキの苗合わせて540本を担ぎ午前9時出発。

今回の植林場所は、雨山峠登山道脇の標高約700メートルの急斜面。
午前10時すぎから作業にかかり里研グループは、約30本の苗を植えた。午前中は、穏やかな日差しがあって天候もよく、丹沢の紅葉を愛でながらの作業は思いのほかはかどり、昼前には植林を完了した。
下山前に昨年植えた苗木を点検したが、殆どが順調に生育していて水源林再生事業参加者の技量の高さをうかがわせた。広場に下山後、恒例のトン汁に感謝しつつ昼食をとり解散。


やどりき水源林再生事業は、今回で35回を数え、植林面積は10ヘクタールにのぼる。来年は、今回の作業場所より更に高い標高800メートル前後の険しい斜面に植林する計画という。
(原口 記)
植木を背負って山登り 傾斜地に植林
仕事が終わって記念写真 向かいの山の紅葉
「やどりき水源林再生事業」参加スナップ 
photo by Hayashi