リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
~「里研山始・・ことしも感謝、安全祈願」~
   
日時 平成21(2009)年1月11日(日)
天候 晴れ、寒気厳しい
場所 四季の森公園(ワークセンター、里山林エリヤなど)
参加会員 青木、井鍋、伊藤、臼井、尾崎、川窪、木野内、斉藤、
武本夫妻、武田、竹口、角田、時田、中島、那須、林、
藤村、宮下、渡部         計20人


活動概要
ミーティング(議題が多いため、午前・夕方の2回開催)、ワークセンターで、
武本理事長挨拶
「公園管理体制が変わる今年は、里研にとっても重要な変化の年。
これまでの活動実績を踏まえて、幅広い協力関係を築こう。」

ことしの「チャレンジ」
里研の活動実績がきちんと評価されることを前提にして、(これまでの自主・自立路線を歪めないこと、下請けにならぬようにする。)
環境省・神奈川県がそれぞれ所管する「助成金」について近く申請手続きをすすめる。


当面の活動予定(定例会以外)・準備態勢の確認
1月19・20、森の台小環境授業(8時半ー12時)両日とも10人以上参加を。
2月8・15・22、公園炭焼体験教室、協力参加(間伐指導も)。
3月14・15、緑区市民センター祭り(8時半ー16時)両日10人程度参加を。


新年会
1月25日(次回定例会終了後)16時頃から「四季穂」(会費3千円程度)
なお、ミーティング途中に山本園長が参加、4月1日の公園管理者交代・引継ぎに備えて「管理規則適用厳格化(車の出入りなど)を行う。」 との説明がありました。 現場実務としては3月から新旧管理者による「共管体制」となるようです。

「里研山始」
 民俗伝統を踏まえる形で午前のミーティング終了後、里研作業林内で、去年につづいて今年も実施。  林内の古木に、臼井会員が整えてくれた「しで」(四手・垂)をかざり、「神酒」 と「お米」「小魚の干物」などをお供え。
 森・里山の恵みに感謝し、今年の安全を「山の神」にお祈りしました。
  (このあと、今年初めての間伐作業も実施)


自然観察会(定例)、13時ー14時半・里山林と池周辺 (資料
 池や学校田には朝の氷が残る寒さにも拘わらず、一般来園者25人(小学生以下の子供も五人)、公園関係者なども含めて総勢39人参加。
 伊藤・武田インストラクターが「冬の里山」のテーマで、すっかり葉を落として枯れ木のようにみえる木々の冬芽など、きめ細かく解説。  
 「ニガキ」の名前を教わった少年から「これは薬になるんでしょう。」とすかさず質問がでるなど、参加者の「レベルアップ」ぶりに驚かされました。
 新年お年玉(お土産)は「書けない鉛筆」など、大人も子供も大喜びでした。


「古い樹名板」の回収作業
 2年前に森の台小の子供達(当時の5年生)が環境授業で園内の木につけた樹名板34枚を、渡部会員をチーフとする6人の会員が回収した(午前、午後)。この19日からの環境授業での樹名板更新に備えるものだが、風雨に晒され 変色しきった説明文の「紙」は丁寧にはがし、しわを伸ばした上、会員提供のファイルノートに整理された。写真もそえて、来週「先輩の労作」として森の台 小の子供達に贈る予定。
以上(当番・川窪、1・12・記)

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〇補遺
公式活動終了後、急遽「四季穂」での反省会が開かれ、会員13人が参加。
25日の「新年会」の予約もできました。
小生のこの日の感想      「山始め古木も酔うか神酒の香」 川窪正昭

山始、お供え 里山林で働く
観察会、みな熱心
 photo by Kawakubo