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「樹齢350年と伝えられる山桜を見に行こう」という川窪正昭さんの呼びかけに、17人もの会員が参加した里山歩きの半日でした。
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13:00 東急田園都市線の「すずかけ台」駅に集まり、歩き始めてすぐ「旧大山道の馬の背」と呼ばれる道に出ました。 眼下に長津田の街、遠く町田の高層マンションが望めます。
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国道246を渡って細い道を下ると、ひっそりと佇む、お地蔵様。 宝暦年間に念仏講の女性たちがお祀りしたものと言います。3尺程の高さ。 目鼻は風化して無くなっていますが、今も大事にされている様子。
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田舎道を行くと明るく咲くサクラが見えてきました。 胸高3メートル程、高さは10メートルもあるでしょうか。これが「伯楽の山桜」。満開の花は、わずかに桃色がかってほとんど白く、葉は若いヤマザクラに比べて少なめ。根の近くをシートで覆われ、傾いた幹を柱が支えていて、いかにも古木の風情。
「いいねえ。すごいねえ」と感嘆の声が上がりました。 この辺りは「林谷戸」、この山桜も林さんが大事に守っています。
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竹林の中の小道を抜けたり、畑の傍らを歩いたり、舗装されていない道を歩くのは心地よいものです。目を転じれば、遠く近く見えるサクラはどれも満開。
ふと、脇を見ると道祖神がひっそり。 畑の手を休めた農家の人が「こんちは」と声をかけてくれます。
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舗装路に戻って「大石神社」へ。石になった平安の美男子・在原業平が祀られています。近くの長津田地区センターでトイレ休憩の後、隣にある、摂政宮だった昭和天皇が10万人参加の大演習を統監されたという「御野立所」に立ち寄り、ここにある西南戦争以来の戦没者の慰霊碑にお参りして長津田駅へ。
駅前で解散となりました。
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里山が残る風情を楽しみ、川窪講師の奥の深い歴史談義を満喫した半日でした。 |
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しばらく休養しておられた長部千鶴子さんが参加され、3時間余、13,000歩を元気に歩き通されました。おめでとうございます! |
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この日参加できなかった人向けに10日(土)も同じ日程で会を催します。 |
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(代打 井鍋記す) |