リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
  
~森の空調効果を体感した観察会
 
 
                
〇日時:2010年8月8日(日) 9:00~15:30
〇天候:曇り
〇場所:ワークセンター、里研林、四季の森公園遊歩コース
〇参加者:伊藤、上野、臼井、長部、尾崎、川窪、斉藤、武本、
     角田、時田、谷川、中島、宮下、渡部、原口、
     藤村(賛助会員)            合計16名

                    
〇活動概要
※ミーテイング 9:00~10:00
8月1日に竹山自治会でおこなわれた工作教室の活動報告がありました。
里研のホームページが長部さんの献身的な尽力でリニューアルされ運用を始めました。 (旧ホームページは8月末をもって閉鎖予定)
HPの新設とあわせてメーリングリストも新しくなり8月10日から使えます。詳しい 利用手順やルールについて長部さんがまとめた手引き(2枚)が配られました。 (別途メーリングリストでも配布予定)。

※森林整備   10:00~11:30
作業のときに被るヘルメットを洗って天日乾燥させました。
このあと森に入り専門班による里研林の調査やヒコバエ刈り、下草刈りを実施。
 
※資材整備
ワークセンターでは8月21日・水源林の集いで使う工作材料の準備や消耗備品の調 達などにあたりました。

○自然観察会   13:00~14:00   資料
武本、伊藤、上野、尾崎の4人のインストラクターが「真夏の森林」をテーマに解説。  
曇天とはいえ遊歩道脇の温度計は34度を記録。猛暑の観察会となりましたが、小学生をまじえた家族など30人(里研・15人)が参加。森の中に入ると気温は6度も低い28度に下がり、参加者は講師の説明する森の空調効果に納得。
一人で参加したという40代の男性からは「大変有意義でした。
次は子どもをつれて参加したい」と感謝の言葉をいただきました。

○里山研究林の調査中間報告 14:30~15:30
宮下さんを中心に専門調査班を編成して今年の春から本格的に取組んでいる里研林の調査について中間的な取りまとめの報告が行われました。
報告によると里研が平成16年から取組んできた四季の森公園内・里研林のシラカシ間伐を中心とした整備活動によって林の中が明るくなり下草層の中に神奈川県の絶滅危惧種に指定されているエビネが確認されるなどの効果が確認されました。
一方間伐後の管理が及ばないシラカシの伐採株から萌芽したヒコバエが目立つようになっている現状や、自生野生植物の出現を促す落ち葉掻きの必要性など今後へ向けた課題も指摘されました。
(原口 記)
 
今日も盛況、自然観察会
・・・ミソハギも花盛り
公園事務所の「ドクダミ茶」サービス
(8月中の予定)
ヘルメット水洗い・・里研夏作業
ひこばえ・下草伐り
・・・間伐エリア整備作業
快調、電動鋸
・・・秋の工作教室準備作業
「里研植生調査」中間報告
・・・宮下主任研究

Photo by Kawakubo