リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
 〜公園まつりが終わり、新たなスタート〜 
                
〇日時:平成23(2011)年5月8日(日) 9:00〜15:50
〇天候:晴れ、夏の暑さを感じつつ
〇場所:ワークセンター、第二里研整備林 、里山地域散策路
〇参加者:
青木、伊藤、井鍋、上野、臼井、長部、尾崎、川窪、 斎藤、渋谷、
武本(弘)、谷川、角田、時田、中島、 那須、渡部、藤村夫妻   
*ゲスト 溝田氏(かわさき市民アカデミー会員)、
      渡辺氏 (インスト12期生として研修中)    合計21人
  
〇活動概要

※ミーティング 9:00〜9:35
4/29の公園まつり関係 理事長より改めてお礼の言葉
好天にも恵まれ、成功裏に終了。
会員、会友、支援会員の協力に感謝。
販売コーナーでは、里研の東日本大震災への思いが来客にも通じ、 売上実績は最高を更新。売上代金はすべて同震災のために神奈川新聞を通じて寄付の予定
追記(5/10) 売上代金の全額111,510円を5月10日神奈川新聞に持参、日本赤十字社を通じて被災地の皆様に配分をお願いしました。

見学参加者紹介
4月28日に里研が四季の森公園を案内した川崎市民アカデミー会員溝田氏の紹介・・・本日と次回、里研活動の見学・体験参加予定

「横浜公園まつり」へのドングリ工作材料提供 :500人を前提に準備を。
 
上白根小の通年総合学習への協力
5月12日 伊藤、渋谷、武本、角田、(中島)と川窪
5月19日 上記会員の中から2、3 名

本日の活動予定(グループ分担)
間伐作業
公園まつりの後片付けと6/2の横浜公園まつり用材料準備
植生調査
自然観察会下見

里研担当整備林の名称
里研が担当する公園内の森林整備エリアが三つとなり、その名称の案が下記の通り決まった。担当の宮下会員と協議のうえ最終決定の予定。
案:「第一里研整備林、第二里研整備林、第三里研整備林

※3グループに分かれて作業活動 9:35〜11:40
間伐作業
見学参加の溝田氏は、本作業にも参加。第二里研整備林にて。
15センチ以下の間伐3、枯れ木2
シラカシなどの萌芽を処理

6/2の横浜公園まつり用材料準備と公園まつり後片付け
横浜公園まつりの工作準備は、例年通り「どんぐり工作」とし、500名分を用意

植生調査・自然観察会下見(渡部、時田、谷川、上野)
植生調査については第一里研整備林の植物調査
先月に引き続き、1平方メートルの調査区A、B、C区の植生を調査。
さらに、未確認の植物を記録。
調査ルートにはキンラン、(ササバ?)ギンラン、エビネが花を咲か せていた。

※自然観察会 13:00〜14:45 (資料)  
主題は「里山の雑木林」 伊藤、中島、上野、渋谷の各氏が講師。

夏の日差しのなか、総勢48人(会員14人)が参加。 その中に通年総合学習を予定している上白根小の矢野先生も見えていました。

里山環境を色濃く残している四季の森公園。雑木林の若葉、多様な植物の花 や芽を楽しみながら、園内を散策。

「里山」の意味するもの、そのもたらす恵みの大きさ、そのために祖先 が努めた里山維持のための努力など、4人の講師がそれぞれ懇切丁寧な説明を行い、多くの参加者がこれに耳を傾けていました。

今年はキンラン、ギンランが数多くみられ、これも里山環境の維持の結果であり、当団体の活動も少なからずこれに貢献できていることに改めてやりがいを感じました。

※公園まつりの後片付け 13:00〜15:20

※ミーティング 15:20〜15:50
公園まつり協力者の感想
里研広場の雰囲気称賛の一句
    里山や 竹笛草笛 清夏呼ぶ
       (注:「清夏」とは「晴れ渡った爽やかな夏の日」)
名達(木野内さん友人)支援会員
「工作コーナー等での材料の説明付きが良かった。」
(ご本人からは、工作材料として「となりのトトロ」の旗の 提供や完成のご褒美として飴玉の配布をいただき、参加者 親子に大変喜ばれていました。)

自然観察会の反省
講師の説明内容、説明の仕方とも充実して来ており、さらに暑いシーズンに向かう中、林の中など日陰の場所での説明も大変良い。
ただ、一か所での説明者は原則一人とし、時間も5分以内を目途とした方が良いという意見があった。
  
みどりーむ市民活動交流会について
大地震で延期となった同交流会が9月に予定されている。
基本的には参加の方針、ただ5月13日にそのための打ち合わせ会があり(川窪会員出席)、その内容を検討のうえ、具体的な対応を決定する。
         
※有志8人、反省会。
中山駅ビルのお店で、みんなで軽く喉を潤しながら、秦野市の新しい活動に関し、里研の思いがかなり反映できそうであり、一定の実績を上げてからの話しではあるが、「里山での生活体験も視野に入れた環境づくりも・・・」などの「夢?」も語り合われました。
(長部記す)
                                          
体験参加ご苦労様、第二里研整備林で お祭りの後片付けと
6月・横浜市イベント準備
また紐が切れていました。
直しておきます。
明るい里山で楽しく勉強
定点桜はもう若葉、花は撮りそびれました・・来年こそ

Photo by Kawaubo & Ueno
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