リポート
四季の森里山研究会活動報告
特別活動報告
   〜上白根小5年1組、総合学習 〜 

日時: (一日目) 平成23年(2011)5月16日(月)、
 午前11時10分ー12時10分、天候・薄曇
(二日目) 平成23年(2011)5月19日(木)、
 午後14時25分ー15時10分、天候・晴
場所: (一日目) 四季の森公園
(二日目) 上白根小学校5年1組教室

〇活動概要

今回の「授業」は、里研環境授業を経験した先生の要請に応えて、5年1組(1学級)の「通年総合学習」として開始したもの。
 1学級集中指導は、里研としても「初体験」となるが、特に「通年指導」の利点を活かして、 「人間を含めた生態系・命の繋がりについて」子ども達に理解を深めてもらうことを目指す。   
 (森の台小の場合も
通年指導は初めて学年単位指導はこれまで通り)

〇各日の活動
(一日目)
参加者: 横浜市立上白根小・5年1組(担任・矢野先生と児童33人)  
里研参加会員:伊藤・川窪・渋谷・角田・武本・中島・渡部
第一回の今日(5・16)は、3班(各11人)に分かれた児童に里研インストラクターが二人ずつ付き添い、野鳥・昆虫・樹木・草花など、児童の興味に応じて「きめ細かく」観察指導ができた。  
「自分の名前と同じ木・・ミズキ・・を見つけて嬉しかった」という少女もいた。  
なお、今日の参加会員7人の反省会では、「里研授業の新展開」を踏まえて、
授業内容の充実、経験・記録の蓄積のため     
新たな「授業シート」を作成したいという積極的な意見がだされた。
以上  (川窪 記)

(二日目)
参加者: 横浜市立上白根小・5年1組(担任・矢野先生と児童33人)
  庄子甲子校長先生、
  横浜市教育委員会指導主事武山朋子氏
  ほか教員14〜15名が授業参観の形で行われました。  
里研参加会員武本角田
矢野先生による里研 武本・角田の紹介の後、班別(3班)に5月16日四季の森公園での授業で観察し興味を持った昆虫・樹木・花等、および疑問に思ったこと等の発表がされた。
各児童が疑問に思ったことの中から以下の内容の質問があり、武本理事長が丁寧なわかり易い説明を行なった。
  1.ヤマガラは毒のある実(エゴノキの実)をどうして食べるの?
  2.人面のような虫の名は?
  3.植物がないと皆が生きていけないのはなぜ?
  4.ペットボトルで作った蜂の罠があったが何のため?
  5.ヤマボウシとハナミズキの相違は?
  6.種子散布について
業終了の後、校長室にて庄子甲子校長先生および教育委員会指導主事 武山朋子氏より里研活動への感謝の言葉あり、里研としても今後の出来得る限りの協力を約し帰参した。
以上 (角田  記)

野鳥観察・・
図鑑もスコープも、忙しい
関東タンポポ・・見つけたよ
武本理事長の説明に聞き入る児童たち

Photo by Kawakubo & Tsunoda
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