リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
   〜第三里研整備林に初鎌入る〜 
                
〇日時:平成23年(2011)年6月12日(日) 9:00〜15:30
〇天候:梅雨曇
〇場所:ワークセンター、第三里研整備林
〇参加者:
青木、井鍋、伊藤、臼井、尾崎、川窪、北村、金森、木野内、渋谷、
武本(弘)  武本(千)、谷川、角田、時田、那須、渡部、原口、
藤村夫妻(賛助会員)  合計 20人
 
  
〇活動概要

・ミーティング 9:00〜10:00

 武本理事長より6月25日に予定されている秦野整備林の現地視察に先立って秦野市当局にあらかじめ連絡しておく旨の報告があった。当日は初めての現地入りなので作業は見送り、現状の視察のみにとどめる事になった。  
 6月2日におこなわれた横浜開港祭に里研として協力しドングリ工作を出品した。その写真が掲載されたイベントのガイドマップがミーティングで披露された。
   
・作業活動 10:00〜11:00  

 ワークセンター脇の第三里研整備林で初めて下草刈りの作業をおこなった。
林の中の枯木を除去し、下草に紛れたナルコユリやヤブコウジなどを避けながら長柄鎌でアズマネザサの藪を払う。

・電子ボタルも登場、新機軸の自然観察会 13:00〜14:15(資料
 今回の観察会のテーマは「ホタルの一生」、渡部、谷川、時田、伊藤の各インストラクターが担当。参加者は総勢48人(会員17人)。子どもが4人、乳児を抱えた母親などいつもより若い家族連れが目立った。  

 参加者は遊歩道の草むらに咲く釣鐘状のホタルブクロの花を楽しみながらゆったりと散策を楽しんだあとホタル講話に耳を傾けた。講師陣はホタルの餌になるカワニナを事前に公園で採取して用意し自然観察ならではの工夫も。

 ホタルの発光については、谷川会員がICを使った自作の精巧な電子ボタル模型を持参。ゲンジボタルとヘイケボタルの点滅周期の違い等について装置を使ってわかりやすく説明し好評だった。  

 観察会のあとリピーターの女性から里研の皆さんへと飴玉(包み)の差し入れをいただく。  
 四季の森公園では今年のホタルの見ごろは、6月11日〜6月19日ごろと予想。
 
・午後のミーティング 14:30〜15:30  
 7月、8月は夏休みにも入るので観察会は子どもにシフトした企画を工夫したい。  
 震災で9月に延期された「みどりーむイベント」への参加に際して、里研グッズを販売した収益を震災支援に寄付してはどうかなどの方針が示された。
(原口 記)
                                         
里研作業林で笹・下草刈-1 里研作業林で笹・下草刈-2
自然観察会、出発します 昼間でも見える「電子蛍」

Photo by Kawaubo
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