リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
   〜クラフト工作の準備・自然観察会〜 
                
日時:平成23(2011)年7月10日(日) 9:00〜15:00
天候:快晴   
場所:県立四季の森公園 北口門から東口門尾根伝いの散策路   
参加者:
青木 伊藤 井鍋 長部 尾崎 川窪 金森 北村 武本(弘) 
谷川 角田 時田 中島 那須 松崎 宮下 渡部  17名
  
〇活動概要

ミーティングでは以下の報告がありました。
7/7の上白根小学校の3回目の授業ではカワセミの採餌を見られて幸運だった。
7/31の竹山の工作教室は現在予約17名。
7/24のヤドリキの行事などに提供する工作材料が必要。
9/11「みどり〜むまつり」の出展作品を中島さんに届ける事。

午前中は夏休みを中心に開催されるいろいろなイベントへの参加準備や子どもたちを対象にしたクラフト工作のパーツ作りに取り掛かりました。
クラフト工作は、限られた時間の中で子どもたちに、いかに、ものづくりの達成感を味わわせるかという私たちの課題があります。
この日は「トトロの森」をテーマにしたドングリ工作の準備が主でしたが,300個以上のパーツを仕分けして袋に入れました。
子どもたちが作り上げる作品は、十人十色。一人一人実に個性があって同じものはありません。
私たちは、手を加えすぎず、また、その子のアイデアが生かせるようサポートできるよう、素材作りの段階でも工夫を凝らして進めております。
夏休みのイベントの成功が待たれます。

真夏日を思わせる強烈な日差しが、森の奥の方まで入り込んでくるような午後の一時でしたが、この日は30 名を超える参加者に集まっていただき、「盛夏の里山」をテーマにした自然観察会を開きました。
外気温は、30度をこえていましたが、水辺や木陰、風の通り道を巧みに選びながらユーモアを交えた観察員の話に歓声が上がっていました。夏の草花の名の由来。
すでに、実をつけだした木々の様子。これから活発に動き回り、自分たちの子孫を残そうとしている虫たちの話等々。 あっという間に定刻の時間が過ぎていきました。
最後に、尾根を上り詰めたヤマザクラの大木の下で、セミの声の聴きなしをしましたが、7種類のセミの鳴き声は、盛夏の里山気分をいっそう盛り上げる効果を果たしていま
した。
暑さはきびしかったものの、とてもさわやかで、涼感たっぷりの自然観察会となりました。 (資料
(谷川 記)
                                         
工作材料の選別 材料は一人に一袋ずつ
自然観察会は木陰を選んで…

Photo by Tanikawa
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