リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
  〜クラフト工作の準備・
          第三里研整備林の手入れ〜
 
                
日時:平成23(2011)年7月24日(日) 10:00〜14:30
天候:晴れ   
場所:四季の森公園ワークセンター前、第三里研整備林   
参加者:
青木 井鍋 長部 尾崎 川窪 北村 渋谷 谷川 角田 中島 
那須 原口 林 溝田 渡部   15名

〇活動状況

○ミーティングでの報告
寄イベントの手伝いについて確認あり。小田原子ども会への応援。竹山自治会の工作教室の準備と人員の確認、8月27 日(土)横浜銀行本店ホールにて実施予定のイベント、倉本聡氏の講演会のお知らせ。

緑区のイベント「みどりーむ」参加打ち合わせの状況について、8月14日の定例会で報告予定。

秦野での今後の活動計画について、三者(市、地主、里研)でよく確認して進めるが、事前の植生調査をしておきたい。

第三整備林の看板が、公園より提供していただき、設置された。

次回からの自然観察会のテーマについて事前に公園側に知らせてありますが、詳細は追加変更の余地あり。9月の観察会「きのこ」のメンバー調整中。

午前中は、ワークセンターに隣接する第三里研整備林の手入れを進めました。
 この日は、 主にアズマネザサなどの下草を刈り取ったり、木に巻きついたツタを切り取ったりしました。 林内は、薄暗く手を休めるとすぐにヤブカが集まってきます。
また、水田に下がっていく傾斜地は、伸びきったアズマネザサやマダケ、クワノキが密生して足の踏み場もありません。
 風の通りがないため、じっとしていてもすぐに汗が噴き出してきます。この研究林でも、切り取った小枝や枯れ枝などを一箇所に集めて、昆虫や土壌生物の棲家となるアニマルヘッジを作っていますが、ここでは、すでにクモが縄張り宣言をしていました。
 これから、クワガタやカブトムシの幼虫をはじめとして、いろいろな土壌生物が集まってくるものと考えられます。
 ワークセンター脇の通路では、ヤマユリがよい香りを放っていましたが、この近辺も、珍しい植物が多く見られます。
 この日は、これらの植物が踏み荒らされないように、小枝で周りを囲ったり、枯れ木で垣根を作ったりしました。
 
前回に引き続き、午後は子どもたちを対象にしたクラフト工作の準備をしました。
写真立てと,トトロの森をイメージしたドングリ工作ですが、使わなくなった小枝を適当な長さに切り取り、それぞれのパーツを流れ作業の中で分担し進めていきます。
自然の小枝をちょっと使っただけで、作品の感じがずいぶんと変わるものですが、今回は小枝を半分に割ったものの素材をパネルに貼り付けて使うために、接着面を平らに削る作業が重なりました。
100個のパーツができたところで、この日の作業は終了となりましたが、後は、子どもたちのアイデア次第です。どのパーツをどのように組み合わせ、自分の想いをより楽しく表現できるかが作品作りの命となります。個性のある作品の完成が待たれます。
(谷川 記)
新設された公園作成の
整備林案内板
新整備林での作業・・ツタの切り取り
クラフト教室には
「写真立て」工作も予定
尾崎会員作成の
「写真立て」試作品
クラフト教室のための材料作り−@ クラフト教室のための材料作り−A

Photo by Tanikawa & Hayashi
                                         
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