リポート
四季の森里山研究会活動報告
特別活動報告
   秦野の渋沢丘陵だより(2)
       里研整備林での仕事納め〜
 
                
日時:平成23(2011)年12月23日(金・祝日)  9:30〜15:15
天候:曇り、風はなく寒い日
場所:秦野・渋沢丘陵の整備林、田原ふるさと公園、波多野城址 
〇参加者: 伊藤・井鍋・尾崎・川窪・北村・斎藤・渋谷・武本(弘)・角田・
中島・那須・林(紀)・ 原口・溝田・渡部、田邊博一(支援会員) 
(合計 16人)
  
〇活動概況

秦野整備地  9:40〜12:25
9:25には全員が小田急秦野駅前に揃い、5台の車に分乗して現地に近い駐車場に9:40着。大きなコナラにお神酒を捧げて作業の安全を祈願、ストレッチ体操で体をほぐした。

その後全員で、12月16日に武本、角田、川窪の3氏と秦野市の担当者で確認した境界線(青いテープを巻いた木が目印)に沿い20分かけて林内を一周。  
面積は1.0909ha、コナラ、クヌギ、シデ、ヤマザクラ、スギなどの林で急斜面が多い。

林内には、9月の台風15号で吹き倒された大木や、折れた大枝などが思いのほか多く、 梯子で10メートルもある枝に上ったり、ロープをかけて引き倒したりして、15本程度を処理したが、作業を来年に持ち越した木もあった。
東南東に目をやると、遠く相模湾、江の島、三浦半島を望むことが出来た。

波多野城址ほか 12:45〜15:15

田原ふるさと公園(秦野市田原)の「東雲」で休憩、力を使った作業の後でもあり、蕎麦、キノコの天婦羅、いとこ煮(小豆とカボチャ)など郷土色の濃い旨い昼食だった。川窪さんから中世の権力闘争史の講義を受けた後、すぐ近くの源実朝の御首塚にお参りし、かなり遠い波多野城址まで徒歩で往復、作業に加え歴史も学んで満ち足りた気分で15:15解散。
新しい現場の秦野整備地で仕事納めとなりました。  

今年も1件の事故もなく終えられてめでたい事です。 みなさま、どうぞ良いお年を! 

(井鍋 記す)

遠くに光る相模湾
まず山の神にお神酒を奉げて… 急斜面の現場を実地踏査
整備地境界の目印テープ 高所での作業は慎重に
玉切りにもチェーンソーが活躍 大きな風倒木はロープをかけて処理
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