リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
   ~上げ潮の里研定例会
          ・・・参加会員24人~
  
                
日時:平成24年(2012)6月10日(日)、9時~15時20分
天候:入梅翌日なのに、日中は快晴、なかなか暑かった
場所:四季の森公園内
       ビジターセンター集会室、第三里研整備林(2か所)、第一里研
       整備林 (1か所)   
参加者:24人      
     青木、伊藤、井鍋、上野、臼井、長部、金森、川窪、斉藤、高橋、
     武本(弘)、谷川、角田、手島、時田、中島、那須、松崎、溝田、
     宮下、森本、渡部      
     藤村夫妻(賛助会員)       
      
                                     
〇活動概況
ミーティング、9時~0時/14時40~15時20分
他団体の行事の都合で「ワークセンター」がつかえなくなったため、この日は午前・午後とも「ビジターセンター集会室」を使用した。

今年度2回目の「渋沢丘陵里山林の整備作業」を6月16日(土)に実施する。参加者は、当日9時・秦野駅南口集合。   
原則、弁当・飲料水各自持参を。  
 (前日に天候判断の上、確認連絡メールをながす)


次回定例会(6・24)、午前中は森林作業などおこなうが、 午後、都合のつく会員は「森林癒し講演会」に参加して勉強することも可。   
  かながわ森林インストラクターの会主催、   
  桜美林大学淵野辺キャンパス/13時半~15時半   
  会費500円(里研・時田、宮下理事が、主催団体の担当者として準備、
  奮闘中)

現在「A]と「B]の二ヶ所(日照条件の異なるポイント)設置済みの第三里研整備林内「植生観察地」については「完全に自然推移にまかせる」。
観察地を一箇所新設する。(梅雨明け後にも新設の作業をする。)


森林作業・活動、10時10分~11時40分
第三里研整備林内の「植生観察地」で、下生えの復活状態などを確認したが、元気すぎるほどのアズマネザサの陰に、ウワミズサクラやサンショの「芽」(実生と思われる)まであった。

第一里研整備林内で、枝打ち、下草・下生えの刈払いなどの手入れを実施。

自然観察会、13時~14時40分  (資料1資料2
当番講師、上野(リーダー)、青木、武本、松崎    
テーマ、「シダの生態」    
参加者、計58人(一般来園者37人、会員21人)・・・(ほかに子供3人)


「地味なシダ」をテーマにした観察会は、去年12月以来だったがリピーターの方もかなりいて、簡易顕微鏡でのソーラスの観察や、「シダは古代の恐竜の大事な食料だったのです。」というスケールの大きな解説を楽しんでくれたようだった。  
 なお、この日は、ワークセンターが使えず(他団体行事、子供の出入りも多く)、同じ建物内にある倉庫からの作業用刃物の出し入れや管理には、一段と「注意」しました。
以上(当番、川窪・記)
                             
第三里研林・手入れと調査をして
います
「手入れ後」の植生調査
第一里研林の手入れ 「観察会スタートします」
テーマは「シダ」です 径路近くに下りてきた<ミノムシ>君
サワグルミの高い枝からぶら下がり、
顔を出した姿は、初めて見ました

Photo by Kawakubo & Itou