リポート
四季の森里山研究会活動報告
活動短信
   秦野の渋澤丘陵便り(6)
        ~里山に初夏の花ひらく~
  
                
日時:平成24年(2012)7月7日(土)、9時ー12時20分
天候:朝と夕方は雨・・・日中、梅雨の合間に恵まれた
場所:秦野・渋沢丘陵の整備林   
〇参加者:11人       
      青木・伊藤・井鍋・川窪・武本・角田・中島・那須・林・宮下
      支援会員:小川

 
 
〇活動概況

 6月16日の活動予定が雨で流れたため、盛夏を迎える前に何とか里山の「手入れ」をしたいと、この日は「小雨決行の覚悟」で、午前9時小田急秦野駅南口に集合。
 11人が3台のマイカーに分乗して、10分で里研作業林着。
   
 直ちに、下草刈や枯れ枝整理などを開始、途中一回の休憩を含め11時20分まで作業にあたった。    
 
 遥かにかすむ相模湾からはしきりに雨雲が迫ってはきたが、幸い作業中はほとんど雨にはならず、蒸し暑さに耐えながら、なんとか夏前の最小限の手入れ・整理ができて、2月以来の参加だった小川支援会員からは「大分スッキリした。」と褒めていただいた。
    
 昼食時には、角田・武本会員が用意してくれた(ポットに熱湯持参)味噌汁や珈琲で「乾杯」・・熱い「ドリンク」で元気を回復して、12時20分 現地解散した。

 ところで、作業林内では、ギボウシ・オカトラノオ・ユリがあちこちで静かに咲いており、初夏の里山林の優雅な美しさを堪能できた。これも、これまでの間伐や林床手入れの成果だろうか。
 重たい蕾で倒れ掛かるユリなどには添え木をした。

 なお、    
 作業中1人が「ジバチ(らしい)」の攻撃で手を刺されました。    
 おたがい、これからの季節、野外活動では「注意」しましょう。  
(当番・川窪 記)
         
林内の作業(下草刈や片付け)
ユリの群生ポイントを守る
椎茸ホダ木の積みなおし      
・・・来年春が楽しみ・・・
梅雨空の下、ホット味噌汁で乾杯
   ・・・参加証明写真、10人+1人・・・

Photo by Kawakubo