リポート
四季の森里山研究会活動報告
活動短信
 ~今年度2回目の草木染め教室~   
                
日時:平成24年(2012)11月18日(日) 13:00~15:00
天候:晴れ 風は冷たい
場所:四季の森公園北口会議室  
指導:里研会友 白畑まどかさん
応援会員:井鍋・川窪・中島・那須・渡部の5人


〇概要

四季の森公園事務所が主催した今年度2回目の「草木染め体験教室」、指導したのは里研会友の白畑まどかさん。インスト同期の渡部さんのほか上記のメンバーが応援を買って出た。体験したのは、小学生(少女2人・少年1人)を連れた3組のお母さんを含めて11人(@500円、小学生も)。男性は赤いエプロンを付けた一人だけ。

染めたのは27センチ四方の絹のポケットチーフ用の白い布。色だしに使った植物は葉を付けたサツキの小枝、ハギの葉、シラカシのドングリ。固定材ともいえる薬剤は鉄、アルミ、錫、銅、チタンの溶液。
布を小さな木切れなどで挟んで輪ゴム、たこ糸などで縛り、縛った部分を白く浮きあがらせる。


水を張った大きいボウルにハギの葉を入れて煮出したり、溶液を入れたボウルを何度も洗ったり、「熱いから気をつけなさい!」と注意を喚起したり、里研会員はこまめに体を動かした。主催者の公園事務所からは副所長が一人だけ出て、しきりに写真を撮っていた。

作品に同じものはなく「わ~きれい!」「こんな色になるのねぇ~」と思いがけない染め色や模様に驚いた様子。特別提供の中島製作所のアクセサリーがお土産。参加した人たちは作品にもお土産にも満足した様子だった。
 (井鍋 記す)
                                        
四季の森公園主催[草木染め体験教室]
講師 白畑まどかさん(四季の森里山研究会会友)
にこやかな白畑講師 “一生懸命” 
板や割り箸を使い模様を作る
草を煮出した汁で
ハンカチを染める
薬品液で色出し
きれいに出来たよ 出来上がった作品

Photo by Watanabe