リポート
四季の森里山研究会活動報告
特別活動報告
  秦野の渋沢丘陵便り(9)
     ~初仕事を丹沢山塊が祝福~
   
                
日時: 平成25年(2013)1月26日(土) 9:00~13:50
天候: 快晴
場所: 秦野・渋沢丘陵の整備林
参加者: 13人
青木・伊藤・井鍋・川窪・倉重・斎藤・武本(弘)・
田邊(支援会員)・ 角田・手島・中島・那須・渡部

〇活動概況

今年初めての秦野整備林の作業。秦野駅前から3台の車に分乗して現地 着、9時。 まず、丹沢の山並みを望む大樹の前で「山始め」(用意したのは川窪さん)、今年の山の平安と作業の無事を祈願した。軽い体操で体をほぐして作業開始、9時20分。

三角点のある広場は下草も生えていなくて冬枯れた広葉樹の樹間に寒中の太陽が降り注ぐ。しかし、斜面を少し下ると、アオキ、アズマネザサ、キヅタ、シダ類などが勢 いを見せていた。

道具はチェーンソー、草刈り機、大がま、鉈など。午前2時間、午後1時間の作業で、里研エリアは格段にきれいになった。低温予報が気がかりだったが、作業をした林間には風も入らず汗を滴らせた人も。

前回に整備した「休憩所」で昼食。気の利いた人(中島、角田、武本の3氏)が用意した暖かい味噌汁、カップラーメン、コーヒー、山の神お下がりの柿、差し入れのチョコレート、そして、初収穫の冬茹(どんこ)なども供されて、幸せな昼餉だった。

南には相模湾の先に遠く伊豆大島がかすんで見えていたほか、北側には雪をまとった、大山、塔ノ岳、蛭ケ岳などの丹沢山塊が近々と見え、里研の初仕事を祝ってくれているようだった。快晴の下での仕事は気分がいいですね。明日、体の節々が 痛まなければいいのですが…。車に分乗して現地で解散、13時50分。
(井鍋記す)
落葉・明るくなった渋沢里研作業林 渋沢作業林でも安全祈願・
山の神様よろしく
明るい雑木林で下刈 「巨大シイタケ」も育ちました
なかよく、美味しい昼食 「伊豆大島」肉眼では
確かに見えましたが
丹沢・大山・・参加13人の記念写真 当地で買い求めたジネンジョ

Photo by Kawakubo