リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
~今回も盛況の自然観察会~
                
日時: 平成25(2013)年6月9日(日)  9:00~15:00
天候: 梅雨らしくない晴れ
場所: 四季の森公園 /葦原周辺の散策路など
参加者: (16人)
井鍋 上野 臼井 長部(正) 尾崎 川窪 倉重 斎藤 谷川  
武本(弘) 角田 手島 時田 那須 林(高) 林(紀)
 
〇活動概況

 ※ミーティング  9:00~10:20
6月8日(土) 公園主催の「白畑まどかの草木染め」に里研から6人が応援。
公園主催ながら里研の手を期待した催しの感あり。


6月5日(水)6日(木) 谷川、川窪、角田の3氏が「環境授業」について5つの小学校 を訪問。森の台は去年並みを希望(児童数増)。四季の森、上白根は前向きの感触。

総会資料をHPに載せる件。議論の末、役所のHPから閲覧できるなどの理由で 当面、公開は見送る。当日欠席の正会員には従来どおり、資料を郵送する。

自然観察会について行うアンケートの私案を谷川さんが提出。「誰のための自然観 察会か」が大事などの意見あり。私案を調整し7月実施の方向。

公園側から整備を打診されている、いわゆる「中山少年団林」は枯れ木、下草が目立つと那須さんが報告。大径木を伐るかなどの方針を検討し、公園側と折衝する。

角田事務局長から、実態のない「支援会員」は見直したいと提案、了承された。

「自閉症児に工作指導を」の打診があった。

来月の自然観察会終了後、希望者に土井好子さんが「太極拳」の指導をする。

 ※自然観察会  13:00~14:20  資料

 「ホタルを育む里山」がテーマ。梅雨に入って10日余、湿気は感じられず晴れて暑 かった。参加者が75人(うち会員13人)と多数になり、ほとんど2班に分かれて観察 した。

 「菖蒲園」では今がハナショウブの真っ盛り。アヤメ、カキツバタとの違いを写真で 説明したり、ちょうど聞こえてきたホトトギスの声に「托卵」の解説をしたり…。

 昼間、ホタルを実感してもらうのは難しい。そこで、カワニナとホタルの実物をルー ペで見てもらったり、適度にきれいな水のある場所にホタルは生息できる。四季の森 公園は出現する場所が広いなどと懸命に解説。昆虫の特徴は?の質問に正しく答え た小学2年の男の子に拍手が沸いたりして、和やかな観察会だった。
(井鍋 記す)
  
今日も大盛況の観察会
ー講師陣も気合を入れて
  
「いずれがアヤメ、カキツバタ」
アヤメの説明です
咲きそろう
「ショウブ園」前で解説
「君よく知ってるね」講師も感心
カップレンズでホタルの観察

Photo by Kawakubo