リポート
四季の森里山研究会活動報告
活動短信
  ~第2回 山友会(さんゆうかい)山行 大野山~    

日時: 平成28(2016)年5月1日(日)
天候:  快晴、無風、春霞。    
場所: 大野山
参加者:17人 
青木克之、井鍋正良、井鍋幸子、上野潤二、江頭淑子、大塚晴子、
北村多津一、倉重郁雄、武本千壽、武本弘次、谷川 克、角田猛雄、
中島進市、林 高子、林 紀夫、森本正信、渡部 公  
 

山行概況
 日差しは正に初夏、少しきつい登りになると汗が滲んでくるものの、それすら心地よいと感じるほどの日和でした。
里研有志の山歩き、山友会と名前が決まって初めての山行です。今回は会員以外の1人も交えて17人の参加となりました。  

 新松田を8時25分のバスで「大野山入口」まで20数分、軽く体をほぐして 舗装された道を歩き始めたのは8時55分。初心者にはかなりきつい舗装路の登りが続いて、忽然と住宅街が現れたら、その一角に元共和小学校がありました。
ここでトイレ休憩、ここまで1時間。 緑が濃く、涼しげな野鳥の声が響いている山道を進み、長い階段を登り切ったところが、乳牛育成牧場があったなだらかな丘陵地。
そこから大野山頂上までは20分弱、木陰にブルーシートを広げて腰を下ろしたら正午でした。  

  今回も大塚さん、中島さん、上野さん、角田さんが大量の水や材料を運び上げ、 北村さん、渡部さんが料理人になって、大鍋に豚汁、うどん鍋をこしらえて振る舞い(後日、材料費を徴収の予定)、青木さんは冷えたワイン、谷川さんは香り豊かなコーヒー、手作りのクッキーは江頭さん、などなど、至福の山上昼食を堪能できました。  

  霞を通して、富士山がうっすらと見えました。振り返ると、遥か下に酒匂川、その先の相模湾は…あのあたりと見当をつけて見ました。
記念撮影をして、13時35分下山開始。谷峨駅15時52分の列車に無事乗ることができました。 鮮烈なアオ色のホタルカズラ、旨そうな草色のオニシバリ、まだ固いキンランのつぼみ、蘊蓄を傾けた解説を楽しみながらの山行は里研ならではのものでした。
 

(井鍋記す) 

     
出発、余裕の植物観察も    山頂にてお弁当
 
     
 
初夏の丹沢・大の山

Photo by OEgashira