リポート
四季の森里山研究会活動報告
定例活動報告
  ~ 「楢枯れ病」勉強会の開催 ~       

日時: 令和3年(2021年)11月28日(日) 9:30~15:20
天候: 晴れ
場所: ワークセンタ前広場・公園散策路・第3整備林・第4整備林 
参加者:20名  
青木・上野・尾崎・大谷・小野・加藤・相馬・武田・武本(弘)・角田
時田・中島・林(紀)・宮下・森本・渡部
  神奈川県横浜川崎農政事務所倉野副技幹 公園スタッフ3名  
活動概況
1.ミーティング (9:30~9:40)
1)森本理事長
本日の予定 
楢枯れ病の勉強会・里山管理の指導 29日の中山小学校自然観察会の準備

2.楢枯れ病の勉強会・里山管理の指導(講師 倉野副技幹)
  楢枯れ病の原因及び本県の楢枯れ病の現状・対策等についての講義を受けた。
ナラ枯れ病はカシノナガキクイムシがナラ類、シイ・カシ類の高齢樹木・大径樹木等にが穿孔しこれが媒介するナラ菌により通水が疎外され枯損する病気である。
本県では平成29年に被害が確認され、現在全県的に拡大した。
四季の森公園でも、200本を超える樹木が確認されている。

   その後、公園内の楢枯れ病で枯損した樹木で、カシノナガキクイムの穿孔の確認と捕獲の実習を受けた。
   また、お昼休みをはさみ、第3整備林・第4整備林で山管理についての講義を受けた。

3.中山小学校自然体験学習の準備など
  11月29日実施の中山小学校の自然体験学習の準備を行った。
その他、12月、来年1月の自然観察会の下見を行った。

                                           (尾崎 記)


     
講義の様子    第4整備林で里山管理の所見 
     
カシナガの穿孔を調べる    カシナガの穿孔を確認 
     

クリアファイルによるカシナガの捕獲法  

Photo by Ozaki