お知らせ

2025年6月2日
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ご挨拶

人が自然と共生しながら育んできた里山環境を次世代に残す

 みなさんは、「里山」という言葉の響きにどのようなイメージを抱くでしょうか?
 私は、子供の頃に遊んだ風景が、懐かしく思い出されます。 昭和30年代の横浜は、どこでも里山風景がみられましたが、昭和40年代を境に横浜の原風景ともいえるこの里山景観は、ほとんど失われてしまいました。しかしながら、ここ県立四季の森公園は、まだ里山の自然環境が色濃く残されており、今では大変貴重なエリアとなっております。
 この貴重な里山を自分たちの手で守り、次世代に引き継ぐため、平成14年2月に地元の皆さんとともに四季の森里山研究会を設立し活動を始めました。また平成17年4月には神奈川県よりNPO法人の認証を取得し、今日に至っております。
 自らの実践による体験から、ホタルに代表される「里山の生き物たち」は人とのかかわりの中で、育まれた生き物たちであること。その生き物たちは、人の手が加わらなくなると、姿を消してしまうものであることを実感いたしました。
 私たちが行っている活動は、人が自然と共生しながら育んできた里山環境を次世代に残すため、今日の時代に合わせたやり方で行っている保全策の一つであると考えております。
 是非、皆さんも一度、四季の森を訪れて里山の自然にふれてみてください。そこは、身近にありながら世界遺産にも劣らない、貴重な場所であることを実感されると思います。

平成17年11月7日
      NPO法人四季の森里山研究会
         初代理事長  北村多津一

活動について

活動内容

神奈川県立四季の森公園をフィールドに、里山再生活動としての森林整備、自然観察会、自然体験教室などを行っています。

活動予定

第2、第4日曜日:森林整備作業
第2日曜日13:00:「里山の四季を楽しむ」と題して、公園の自然をご案内します。

アクセス

  • 住所 〒226-0013 神奈川県横浜市緑区寺山町291
  • JR横浜線中山駅南口から気持ちのいい「四季の森公園プロムナード」を通って徒歩約18分。園内マップはこちら